国際交流の懸け橋に!
全国の高校生拳士の代表58名が、国際交流の一翼を担いました。中国高校生と交流、中国マスコミも大反響!
訪中団の様子を紹介します!
2016年8月22日(月)~29日(月)北京~登封~鄭州~上海
訪中団顧問 宗由貴 総裁の挨拶(抜粋)
「高校生拳士の皆さん、このたび少林寺拳法グループ高校拳士訪中団に参加されましたこと、大変うれしく思います。
宗道臣開祖は「日中友好なくしてアジアの平和はありえず、アジアの平和なくして世界の平和はありえない」と隣国中国との友好の大切さを説きました。
近年、中国からはたくさんの観光客が日本を訪れ、とてもいい印象を持って帰国されています。しかし偏向傾向著しいマスコミ報道の影響か、日本から中国を訪問する人は激減しています。多くの先達の努力によって築かれた国交正常化とこれまでの友好関係が再び困難な状況となっている中、高校生のみなさんに直接自分の目で見て肌で感じる訪中の機会を提供できたこと、開祖の思いを次世代伝える大きなチャンスだと考えています。」
8月22日(月)
羽田エクセルホテル東急に集合!
引率教員の事前打ち合わせを入念に行いました。
生徒も続々と集合
すぐにバスに乗り六本木中国大使館へ!機動隊が守る中、バスは正面玄関へ
すぐに事前学習会、演武披露練習へとスケジュールをこなします!
訪中団の演武技術指導と生徒指導統括は、編集者の福家が担当させていただきました。
いよいよ中国大使館による訪中団、壮行会の開会です!
中国全権大使の 程 永華大使はご夫婦でこの壮行会に参加していただきました。
宗由貴総裁からもお礼の挨拶
演武披露
その後夕食会となり和気あいあいと時間が過ぎていきました!高校生はさっそく全国の高校拳士同士なかよくなりました。
高校生代表挨拶!
程永華大使と総裁と記念写真!
(わたしも撮りたかった・・(笑))
最後に感謝の気持ちを込めて「ありがとう」の熱唱。
8月23日(火)北京へ・・
羽田空港国際ターミナルからいざ!北京へ
上海から北京へ
有名な飲茶料理で夕食を食べた後、
夜は日本でいう銀座「王府井」へ買い物ツアー
8月24日(水)北京観光
万里の長城へ
午後は故宮博物院(紫禁城)観光へ
私の年代の人は「ラストエンペラー」の舞台と言った方が通りがいいでしょうか?
その夜、今回の訪中団を企画してくださった中日友好協会の方々の歓迎会へ
北京市の要職の方々が勢ぞろいです! もちろん中国の日本大使館の方々もメインテーブルへ。(私もVIP席に座らせていただきました・・)
代表の方の挨拶
日本側代表挨拶
今回の訪中団の少林寺拳法 技術披露のプロデュースを編集者(福家)が、させていただきましたが・・大変好評で、地元メディアにも多く取り上げていただきました。
この写真も中国メデイアから引用させていただいた写真です!
北京市第十九中学校(日本でいう高校生)の代表の方の二胡の演奏
その夜はバスで北京の市内観光へ
8月25日(木)鄭州に移動
中国で新幹線に乗ることが、こんなに大変だとは思いませんでした・・
詳しくは、訪中団参加者に聞いてください(笑)
鄭州市に着いて
嵩山少林寺へ
一般観光客が入れない「百衣画」前で記念撮影
これも一般観光客は見ることのできない高僧の修行僧の少林拳演武披露
少林寺高僧の墓石の前で記念撮影(観光地になっています・・)
その夜は
8月26日(金) 鄭州の高校生交流へ
早朝 再び 嵩山 少林寺へ行き、高僧の早朝練習を見学!
次の交流会で披露する演武「衆敵闘法」を昼食をとったレストランのステージで急遽、作り上げました・・
ホームステイをする高校生の高校へ!
編集者(福家)が少林寺拳法の技術解説を・・
フェイスtoフェイス
ホストファミリーとの顔合わせ!
ホストファミリーとの交流会!
いよいよホームステイへ旅立ちます!
見送る引率教員は卒業生を見送る心境へ・・泣きそうになりました・・
明けて27日(土)
引率教員は博物館を見学後に、ホストファミリーと一緒に帰ってきた生徒を受け入れ、感謝を込めての交流会へ!
ホストファミリーの狂言の披露!
その後、日本側の歌と踊りの披露の後、日中での交流へ突入!
それは、それは、盛り上がりました!
写真からも伝わってくるようです!
ホストファミリーと分かれる場面では涙・・涙・・でした。それを見ていた総裁の目にも光るものがありました・・。
その後の夜のミーティングでホストファミリーとのホームステイの様子を発表してもらいました。
8月28日(日)鄭州から上海へ
昼食のレストランで、訪中団の総括を団長そして総裁から話していただきました!
引率教員も
その後、お土産を買いに・・
夜は「上海雑技団」を鑑賞へ!中国の中でも上海雑技が最高峰だそうです!
その前に・・総裁と記念写真(ちなみに総裁と映っているのは中日友好協会のスタッフです!・・お世話になりました)
上海雑技団は撮影禁止だったので写真はありません・・
29日(月)8日間の訪中を終え、日本へ帰国・・
編集後記
本当に、本当に濃密な8日間でした。
中国の文化に触れ、最初はとまどうことばかりで・・無事に高校生を日本に連れて帰ることができるか?と思った局面もありました。
しかし、現地、中国の人たちの温かさに触れ、生徒たちもホストファミリー、ホストブラザーといよいよ別れるときは涙を流して別れを惜しんでました。冒頭挨拶で総裁が言っておられたように「自分の目で見て、触れて、感じ」なければ本当の文化理解、国際交流はできないのだ!と痛感しました。
私は、高校連盟を代表する引率という立場で、生徒指導の統括をさせていただきました。しかし、参加した生徒の短期間での成長ぶりや、国籍や文化の違いをすぐに超えていける純粋さ、エネルギーに、逆に学ぶことが多くありました。この8日間の訪中はとても疲れる引率ではありましたが、私自身、こどもたちの成長と関われる「教師」という職業に就いて本当によかった!と思える遠征になりました。
この訪中で撮った写真は200枚以上に及びましたが、この記事でその充実ぶりの一端をご紹介できていれば幸いです。
最後に、総裁を始め、この訪中を企画してくれたユニティーのスタッフ、中日友好協会の方々、中国大使館、北京、河南省、鄭州、の方々、そして何よりもこの訪中団に参加してくた高校拳士たち、この訪中団に関わったすべての人たちへ、感謝をしたいと思います。本当にありがとうございました!
追伸
中国メディアに今回の訪中団は大きく取り上げられました。
下記URLをクリックしてみてください。
人民網
http://j.people.com.cn/n3/2016/0829/c94473-9106927.html
中国大使館
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/tpxw/t1392550.htm
中国日本友好協会
http://www.zryx.org.cn/index.php?m=content&c=index&a=show&catid=23&id=1743
人民網
http://www.recordchina.co.jp/a148977.html
新華網
http://jp.xinhuanet.com/2016-08/26/c_135634645.htm