平成27年 12月20日(日)10時開会
都県大会の上位3位の選手288名が集結し、鎬を削る大会となりました!
開会式のスタートは埼玉県の代表選手の気合の太鼓です
優勝杯返還
昨年度 男子総合優勝校 川越東 女子総合優勝校 国立
選手宣誓!
基本修練
いよいよ競技開始です!
選抜大会の種目(インターハイの種目とは異なります)は 男女それぞれ規定組演武・自由組演武・規定単独演武・自由単独演武そして団体演武があります。
規定の部・・見習いから4級までの資格を持つ者が参加し、演武の構成(6構成)にそれぞれ技が指定されています。おもに高校から少林寺拳法を始めた1年生の選手が多い種目となります。
自由の部・・3級以上の資格を持つ者が参加できます。演武の各構成は自由に組成できますが、資格に応じた技の使用が義務付けられています。主に少林寺拳法経験者の1年生と2年生の選手が多い種目となります。
団体の部・・高校では6名の選手により1~6構成同じ構成を行います。1・6構成は単独演武、2~5構成は組演武となります。3組の組演武の正確性・表現性のほか、同調性も審査対象となります。
昼休みには 埼玉県のゆるキャラの ガリガリ君 と フッカちゃん が登場しました!
ちなみに・・ガリガリ君は「開足中段、構え!・・上段突き10本!」と言ったら、やってくれました!!
午後は団体演武決勝です!
全ての競技が終了し、成績発表・閉会式です
各種目上位8位までの選手が大会役員より表彰を受けました!
表彰式の最後は総合優勝校の発表です!
男子総合優勝 川越東高校
女子総合優勝 清瀬高校
閉会の太鼓が会場内に響き、それぞれの学校で記念撮影会!
ちなみに写真は・・4部門で優勝したわが清瀬高校少林寺拳法部です!
編集後記
高校少林寺拳法は年々レベルアップしております。特に26年度インターハイ正式種目になってからその勢いは増したように思います。特にその中でもこの関東ブロックは非常にレベルが高いものがあります。関東の高校連盟の選手たちが先日のオールジャパンで多く活躍したのを見てもそれを証明しています。
この関東選抜大会で入賞した多くの選手が、3月に行われる全国選抜大会に駒を進めます。この大会の本選に残るのは容易なことではありません。選ばれた選手はまた明日から全国選抜に向けて厳しい稽古を積み重ねていきます。
今回、わたしは大会役員としてひな壇で大会を観させていただきました。競技はもちろんのこと開・閉会式の整列、競技中の立ち居振る舞いなど、さすが少林寺拳法の拳士たちだなぁ・・と感じました。これからも高校生拳士はどんどん競技力は向上し、少林寺拳法全体の牽引力となっていくと信じていますが、そこで忘れてはいけないのは、少林寺拳法の教えの柱でもある「自己確立」「自他共楽」の人格形成の部分だと思います。
高校連盟の指導者である私自身もそれを肝に銘じて高校生拳士を育成していかなければと再認識できた大会でもありました。