「チーム東京」として毎年、夏と冬に行っている合同稽古!チーム東京の強さの秘訣は「団結力」にあります!
平成28年12月27日(火)10時~16時30分
冬休みに入り、年末の押し迫る中、140名の東京都加盟校の拳士たちが一同に会し、熱い合同稽古となりました!
まずは専門委員長である編集者(福家)が挨拶をしました!
「お互いに切磋琢磨して、チーム東京として向上していきましょう!」
今回の講師も全国高体連の競技力向上委員会委員長でもある福家が務めさせていただきました。
全国へ発信している競技力向上のノウハウはこの合同稽古で行っていることをもとに発信しています!!
指導員補助として日体大少林寺拳法部の4名(3年 白石、安藤 2年 幾川、賀来)に手伝ってもらいました!
1限目は「動的ストレッチ、アジリティトレーニング、コアトレーニングを活用した少林寺拳法の動きに繋がるウォーミングアップ」
歩きながら少林寺拳法に使う筋肉をほぐしていきます!
徐々に強度を上げていきます!
体軸を意識しながら、護身の技術としての少林寺拳法の動きに近づけていきます!
蹴りの軸足を意識していきます!
相手の指示したところにすぐに突きを入れていきます!
身体全体を使いながら相手の突きをかわす感覚を養います!
上半身と下半身をジョイントする筋肉(インナーマッスル・コアトレーニング)を体感します!
2限目は基本稽古です!すべての土台になる「基本稽古」しっかりと動きを確認します!
日体大の学生に基本の見本を師範してもらいました!
昼食をはさみ・・3限目
3限目は今回の合同稽古テーマである「演武組成」(演武の構成を作るための技の習得、護身の技術の確認)に向けての基本的な技の解説と練習です!
高校拳士にとって日体大の学生は憧れの的です!!
基本の技を他校の部員と練習を重ねます!
4限目は資格別(緑帯・茶帯・黒帯)に分かれて、他校の選手と組み、4構成の演武を作り上げていきます!・・各資格に加盟校の顧問の先生方が指導員として入りました!!
日体大学生も指導員として質問に応えて行きます
5限目 各資格毎に完成した演武を発表し、それぞれのグループで代表の選手を決めていきます。
代表選出は、それぞれが代表としてふさわしいと思う組にたいして、挙手により採決します!
いよいよ各グループ代表者(組)による演武発表!!
それぞれの発表(緑帯・茶帯・黒帯)にたいして、東久留米総合高校 中村 哲先生による講評
6限目は法話(少林寺拳法の教え)を勉強します!
講師は、錦城学園 高橋先生です。ご自身の会社員時代の経験から、人として必要なスキルを具体的に話していただきました!
そして最後は、冬の合同稽古で恒例となりました「108本突き」・・これで煩悩を清算していきます(笑)・・主座は 副委員長 帝京高校 工藤先生です!
熱く、長い一日は終わりました・・委員長総括
編集後記
東京都高体連専門部では、年に二回、武道の聖地でもある東京武道館をお借りして合同稽古を行っています!
夏は「指向別」、冬の合同稽古は「演武組成」です。今回も日体大少林寺拳法部の学生に応援を依頼し、充実した稽古会となりました!!
東京都専門部は競技成績、練習方法、組織力においても全国高体連の見本となっていると自負しています。「チーム東京」は、お互いが、違う学校同士が、・・共に向上していける、そんなチームを目指しています!その原動力となっているのが、この合同稽古会です!練習する相手も、演武組成する相手も、同じ学校の選手とは組むことは禁止です。なるべくいろいろな相手と練習することによって、より向上をしていく!まさに少林寺拳法の教えでもある「自他共楽」の精神が、練習のなかにも見ることができます。
これからも高校連盟をリードしていける「チーム東京」で在れるように、頑張っていきたいとおもいます。私自身も東京都委員長としてこれからもいろいろと仕掛けていきたいと思います。
2016年も残すところあとわずかです・・皆さま良いお年をお迎えください!