福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

2017 全国高体連少林寺拳法専門部 地区別講習会(関東ブロック)の様子をお伝えします!!

全国高体連 強化事業の「要」! ブロック講習会(関東ブロック)が盛大に開催されました!

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平成29年 10月8日(日) 茨城県土浦第二高校 体育館

10時開会 16時閉会

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編集者より

少林寺拳法インターハイ正式種目になって4回のインターハイが実施され、高校拳士のレベルは年々向上してきています。しかし、その反面、演武が殺陣のような形骸化の傾向もみられ、本来の護身の技術としての武的要素が軽視されているような演武もみられているのも現実としてあります。

そこで、全国高体連常任委員会では、少林寺拳法の正しい技術の伝承、正しい演武の確認、少林寺拳法の教えの正しい継承をしなければならないとの考えより、一昨年より全国ブロック講習会を実施しております。一昨年の27年度は全国を4ブロックに分けての講習会でしたが、29年度の今回は全国を9ブロックに分けて、より全国の高校拳士やその指導者が参加しやすい形にしました。

その9ブロックの中で一番、加盟校数、加盟人数が多い、関東地区の講習会の様子をご紹介いたします。

今回は茨城県専門部に今回の関東地区講習会を担当して頂きました。会場の土浦第二高校は、非常に施設、設備が充実しており、体育館も普通の高校の体育館の2倍ほどの広さがあります。茨城県専門部の方々には企画の段階から大変お世話になりました。この場を借りて重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

まずは会場校の土浦第二高校の部員による鎮魂行のあと、

全国高体連常任委員会の担当講師の紹介!!

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全国高体連の副委員長である編集者(福家)が講習会の趣旨説明をさせていただきました。

 

講習Ⅰ 競技力向上委員会担当 (ウォーミングアップ・トレーニング・基本諸法)

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競技力向上委員会 委員長である福家と同じく競技力の新潟 夏川先生が担当しました。

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まずは動的ストレッチで身体をほぐして筋温をあげていきます。

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最初は歩きながら、次第に負荷を上げていきます。

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指導されている顧問の先生方も一緒にやっていただきました。

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清瀬高校の生徒に見本を見せてもらいました。

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続いてインナーマッスルトレーニング、コアトレーニングと続きます

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そして午前中のメインとして基本諸法

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基本的な身体の動かし方、突き、蹴り、受けの確認をしていきます。

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短めの昼休みを挟み・

午後の最初は

講義Ⅱ 普及統制委員会担当(少林寺拳法大会のルールの確認、拳士としての在り方、部員数増加のための方策についてグループ討議)

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副委員長の岡山県、安田先生より講義

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違う学校同士でグループを作り、情報交換、新入部員勧誘の工夫などを討議します。

 

講義Ⅲ 審査審判委員会担当(単演基本法形の確認、予選競技Ⅱの規定技の確認)

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担当は千葉県、鬼沢先生です。相手を務めるのは新潟 夏川先生。

全員 胴を着用します。

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顧問の先生も、一緒に汗を流します!!

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講義Ⅳ 競技力向上委員会担当(運用法練習)

講義の最後は、基本、法形を運用していく運用法、乱捕り稽古です。

まずは、身体や、目を慣らしていきます。

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ここでも相手は新潟 夏川先生です・・お疲れ様です

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担当の福家から乱捕り稽古のバリエーションを紹介していきます。

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先生方も道着がびっしょりになるほど汗をかいてもらいました・・

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徐々にレベルをあげていきます。

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師範をする私も、アドレナリン全開でいきます!!

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生徒諸君も格闘家の顔になってきました!

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最後は一本組手で乱捕り稽古を終了です。

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最後に全国高体連委員長の伊東茂治先生より総括をしていただき、先生を中心に集合写真を撮りました!

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 編集後記

260名を超える生徒、先生が集いました。さすが最大加盟数を誇る関東ブロックです。

幹部生徒、顧問が正しい技術の確認、少林寺拳法の正しい教えの確認をするためにこの講習会は行われています。この講習会に部員全員で参加できるわけではないので、ここで習得したことをしっかりと各学校に戻って伝えていかなければなりません。ここに参加している部員は各学校や、各都県の代表とし参加しています。その自覚とやる気のある生徒の「一生懸命」の気持ちと、顧問の先生方の、生徒に正しい情報を伝えるために学んでいこうとする「情熱」が、集った講習会となりました。

そんな顧問と生徒の一生懸命の気持ちに応えるべく、全国常任委員会の講師も持てる力のすべてを出し切りました!

少林寺拳法全体の発展を考えたときに、高校生のレベルアップ、加盟部員数の確保は欠かせません。そのためにも魅力ある「少林寺拳法」を伝えていかなければならないと改めて認識できる一日でありました。

茨城から帰る常磐線の車中で、高校連盟の希望ある将来を、熱く熱く語り合う常任委員の姿がありました・・。