各学校で段階的に部活再開・・全国インターネット演武大会エントリーへ!!
編集者より
前回の記事でお知らせしたとおり、高校三年生の拳士のためのインターネット演武大会が動き出しました。単独演武の動画エントリー締め切りが7月25日(’土)に決まり、引退を余儀なくされた三年生の部員たちが、引退は「自分で決める!!」ともう一度大会モードに切り替えています。
当然、このコロナ禍で、すでに気持ちを切り替えて進路実現のために進み始めた三年生拳士も数多くいます。数的には、すでに引退し後進の指導に専念、あるいは部活動を引退し受験勉強、進路実現のために懸命に進んでいる拳士たちのほうが多い状況です。
どちらにしても「あのコロナの時代に高校三年生だったからこそ、おれたち(わたしたち)は強くたくましくなることができた!!」とこの時代を振り返ってもらいたいものです。
我が清瀬高校少林寺拳法部では、3年生部員にこの大会の企画の趣旨を話をしたところ、全員が、この大会にエントリーすることに決めてくれました。顧問とし、そしてこの大会の実行委員長をする私としては、とても嬉しく思いました。ありがとう。
そしてこの大会のための動画撮影が彼らの部活の引退となりました・・。
そして・・
各学校でも、少しずつ、制限付きではありますが、部活が動き始めています。
※毎日練習前には検温と、体調チェックを行い部活に参加します。写真ではマスクはしていませんが、部活開始直前までは、マスクを着用し、大型送風機2台により強制換気を行っている条件で、マスクを外して、密着する場面は作らないように部活動を行っております。
また、更衣場所、使用した用具は活動ごとに顧問が消毒作業を行っております。
部活再開直後は、
男子登校日、女子登校日など、全校生徒が登校することができず、部活も男子の日、女子の日と分かれての始動でした。
編集後記
目に見えないコロナウイルス(COVID19)の脅威に、全世界が、すべての人々がいままでの価値観も、生活形態も変えざるを得ない状況に追い込まれています。
学校現場ではその波の直撃を受けております。生徒にとって青春時代の中心位置付けられているであろう部活動や学校行事、クラスメイトとの交流なども、ことごとく大きく制限を受けています。
ほぼあきらめに近い心境に、自分なりに落としどころを見つけている部員たち、生徒たちを見ていると、教員として、顧問として、ぶつけようもない感情にとらわれることがあります。
そんな中で、一歩ずつではありますが、元の部活動へ近づきつつあります。まだまだ制限付きの活動は続いていくとは思われますが、先月までできなかったことが、今は少しでもできるようになったことを、素直に喜ぶ部員たちがいます。
「少しずつ・・一歩ずつ・・」
今できることに感謝・・。