コロナ禍で今できることを・・高校拳士は負けない!!
歩みを止めない! 関東選抜大会!! 無観客で開催!!
編集者より
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、「ウィズコロナ」で再開してきた社会活動、経済活動もブレーキの方向へ動いてきました。そんな中で、高校生拳士のために大会を中止にしてはならない!!と様々な人々が尽力をしました。
この関東選抜大会の実施は例年の大会と違う意味合いを持つ「大きな一歩」だと思います。
無観客、開閉会式、表彰式無し、来賓無し、競技はマスク着用、「気合無し」・・異例づくしの大会となりました。しかし・・大会が実施できて本当によかった!!
参加した選手諸君、開催地の栃木県連盟の方々、栃木県専門部の皆様、顧問、指導者の皆様、不安な気持ちを抑えて送り出してくれた保護者の皆様、この大会に関わったすべての人々に感謝、感謝!!
清瀬高校は前日 19日の公開練習から参加しました。
会場の栃木県総合運動公園 武道館は国体が開催されるほどの立派な施設です!!
いつもは楽しい会話で盛り上がる夕食も今年は無言の食事です・・
いよいよ大会当日
その時、顧問の福家は、全国委員長として、引率責任者会議、審判会議で、コロナ対策、審査基準確認に追われていました。
顧問の先生方もコート係などの大会実行委員として奔走します。
選手は観覧席で待機し、大会会長の挨拶で大会が始まりました。
いよいよ競技が始まりました!!
ラウンドごとに先生方が、消毒作業に入ります。
応援も声を出すことが出来ず、拍手のみの応援です!!
編集者は、全国高体連の委員長なので、大会を本部で審判長とともに見守ります。
選手はネクストコーナーで、手指、膝から下の足、指、足裏を消毒します・・
昼を挟み、3ラウンドは団体決勝!!
2部門で優勝、参加した13名がすべて6位以上の入賞!全員が全国選抜大会の出場権を獲得しました。女子総合優勝は逃しましたが、総合2位はほんとうによく頑張りました!!
女子自由組演武 優勝 松本・太田組の演武を動画でどうぞ☟
大会結果の詳細は↕️
大会翌日・・大会の疲れも抜けてない中で、・・全員が朝練にきて、黙々と自主練習に励んでいました!
まさに黙々と声を出さずに…積み上げています🎵
編集後記
大会パンフレットの裏表紙に次のような一文が載っていました。
「コロナ禍の困難な時期に大会開催に御尽力いただいたすべての皆様に感謝いたします」
顧問、指導者、そして保護者の方々の気持ちがこの一文に集約されているような気がします。
さまざまな制約、制限の中で折れそうになりながらも愚直に前を向き、懸命に進もうとしている生徒を目のあたりにしていると、わたしたち教員、指導者がなにをすべきかが見えてきます。
最上位大会の全国選抜大会の実行委員長である編集者は、何としても大会実施のために安心・安全を確保しながら高校生拳士の成果発表の場を実現しなければ!とその思いを新たにいたしました。
最後に、この大会に関わったすべての方々に、高校連盟の代表者として衷心より御礼申し上げます。ありがとうございました。ほんとうに大会ができてよかった!!
次回は東京地区演武競技会の様子を紹介したいと思います!!お楽しみに!!