オミクロン株感染拡大!
学校現場では再び大きな制限が・・
コロナになんか負けない!!〜不撓不屈の高校拳士たち〜
編集者より
年が明けて、変異株のオミクロン株が猛威を奮っています。今、記事を書いている今日現在、全国の新規感染者数は6万人を超えて、東京の新規感染者は1万2千人の大台にのりました。
現在勤務校である都立清瀬高校では、生徒全校自宅学習となり、オンライン授業になりました。
他の道府県においても、連日、新規感染者数の過去最多のニュースが報道されています。
程度の違いはあっても、全国で学校現場では再び大きな制限を受けることとなりました。
年末、感染者数の激減の状況から一転して、第6波は最大の感染拡大となりました。
生徒は2年間、我慢に我慢を重ね、ようやく希望の光が見えてきた時だったので、より大きな失望感の中にいます。
しかし、若い拳士たちは、負けません!!
今、できることを見極めて一所懸命、積み上げていきます!!
3学期始まってすぐに、室内での部活動が制限されました・・
普段、柔道場で稽古をしている清瀬高校少林寺拳法部は、今やれることを模索して・・
プールサイドで練習をすることになりました!
自宅学習期間に入る前の部活の様子をご紹介します!!
二十四節気の中の大寒・・プールも厚さ5センチの氷が張っています。
手も耳もかじかむ寒さの中、恒例のアップから始めます!
基本稽古は単演基本法形を中心に組み上げていきます!
狭いプールサイドで移動稽古です!!
相対練習も行います。
5時を過ぎると辺りも暗くなり、より一層冷え込んできます。
全国高体連の常任委員 本間先生が この様子をもとに、素敵な動画を作ってくれました!!
「高校生はコロナに負けない!!」YouTubeでどうぞ👇
編集後記
前述したように、コロナ感染拡大により、再び大きな制限下に生徒たちはいます。
学校行事も再び中止、延期を余儀なくされ、本校でも、延期になり実施の可能性の望みを繋いでいた修学旅行も中止になったりと、生徒たちは「またか・・」の思いの喪失感の中にいます。。
安心安全が最優先事項であり、それのための対応策を講ずるのが、大人、教員の務めであります。これは揺るがない大切なことです。他方で、その優先順位により、高校生たちは、高校生活のほとんどが友人のマスクを外した顔を見ないまま、過ぎようとしています。そしてことごとく学校行事が中止となり、部活動が制限され、目標である試合、大会の場も奪われている状況です。高校生活のほとんどが自粛、制限に支配されています。また、このコロナ禍で生まれた赤ちゃんは、周りの大人の喜怒哀楽の表情を見ないまま、成長していこうとしています。
「三つ子の魂・・」とありますが、そのような長期的な子供たちへの影響は、誰も議論することなく、目先の対応に追われている状況にあります。
今、私たち、高校現場の大人ができることは・・
今、少林寺拳法の指導者ができることは・・
正解がわからない状況でありますが、現場の生徒たちとともに戦っていこうと思います。
われわれ拳士は、コロナなんかに負けない!!