福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

高知インターハイに向けて!

インターハイ強化練習会!!&東京都高体連合同稽古!!

『チーム東京』一丸となってインターハイに向かいます!! 

編集者より

いよいよインターハイが近づいてきました。しかし・・新型コロナウイルスの変異株(BA5)の感染力は非常に強力で、東京都の新規感染者は毎日2万人を超え、4万人を超える日もあります。本校でも毎日感染者の報告があり、感染の脅威は身近に感じられます。

そんな厳しい状況下ではありますが、「チーム東京」は歩みを止めません!!

十分な感染対策を講じならがら、インターハイ強化練習会・合同稽古を実施しました。

 

インターハイ強化練習会(1回目) 7月18日(月・祝) 於 清瀬高校

全体で最も重要な、基本稽古と、単演基本法を確認した後に、「通し稽古」を行い、最終アドバイスをしました。

 

東京都高体連合同稽古 (インターハイ強化練習会2回目)

7月25日 於 東京武道館 大道場

午前中は全体で少林寺拳法のためのトレーニングと全体で基本稽古を行いました。

 

指定席で「黙食」です!!

昼休みの後、
午後は有段者、級拳士に分かれて、剛法、柔法を班ごとに稽古をします。そして、インターハイ出場者は強化練習会2回目を行いました。

久しぶりの昼食を挟んでの一日練習、心地よい疲労感です!!

編集後記

コロナウイルス感染が本当に身近に感じられる中、合同稽古が、感染対策を講じて開催されました。

今回も主任講師として東京都の加盟校の生徒の前に立たせていただきました。

生徒にも言いましたが、「感激」しました。

長い長いコロナ禍で一堂に介しての練習の機会がことごとく奪われました。今までの感染状況の中で過去最多の感染者数を更新している毎日ですが、社会活動、経済活動を止めない「ウィズコロナ」に大きく舵を切っている状況で、かつての稽古会が戻ってきました。

まだまだフルバージョンではありませんが、みんなでお互いに切磋琢磨できるこの光景はとても嬉しいものでした。

 

この記事を書いているのは、インターハイ競技委員長として高知入りして2日目です。明日から予選、準決勝、決勝と熱い戦いの火蓋が切られます。この3日間が安心・安全な大会で、高校拳士の最上位大会としての晴れ舞台となるように全力を尽くします!!

 

コロナに負けるな!!不撓不屈の高校拳士たち!!

 

次回は熱い熱い、インターハイの様子をご紹介します!!

お楽しみに!!



 

2022四国総体(インターハイ)に向けて・・抽選会、運営会議!!

カウントダウン・・あと3週間で、高知インターハイ!!

令和4年7月2日(土) 四国総体少林寺拳法競技大会 抽選会 

     3日(日) 大会運営会議   於 高知市春野総合運動公園 体育館 

編集者より

いよいよインターハイが近づいてまいりました!!

まだまだコロナ前の大会運営とはいきませんが、一歩ずつ、少しずつ、やれることが増えてきている状況です。今回の大会では、他の競技は有観客で行う種目も多くあります。しかし、少林寺拳法の競技特性や体育館の収容人数の関係もあり、少林寺拳法競技では無観客で開催します。

しかし、全国選抜で叶わなかった「有声の気合」を入れての競技を行います。7メートルのコート内では、選手にフルバージョンで競技をやらせてあげたい!!ことを最優先にいたしました。(その代わり、審判の先生方には、マスクにフェイスシールドを着用していただき、ご不便をおかけします・・😭)

 

私は全国高体連の委員長として抽選会と地元実行委員会の方々との最終打ち合わせに、高知県に行ってまいりました!!

高知龍馬空港に降り立つと、空港にもインターハイ歓迎のポスターや幟が至る所にありました!!

今回の大会実行委員長を務める高知県専門部委員長の石田先生が、空港まで迎えに来てくれました!!

実行委員長と大会の幟!!

他の全国専門部の常任委員の方と、会場に向かう前に、桂浜の坂本龍馬像にご挨拶をして参りました!!

会場の春野総合運動場では、少林寺拳法のほかに、剣道競技、硬式テニスも行われます!!とても広大な敷地に体育館はそびて立っています。

この抽選会には、高知県実行委員会の方々のほか、次年度開催地の北海道実行委員会、2年後の開催地の佐賀県実行委員会、行政責任者の方々も出席されました。

インターハイは、数年前から準備され、担当の先生方は、2年前ほど前から、行政(市役所)に出向します。

今回の大会運営の要である中村さん👇 ・・大役、ほんとにお疲れ様です!!

お世話になります🙏

いよいよ抽選会となります。

この抽選会の様子は録画され、後日公開されます。

抽選会の進行をリモートで常任委員の本間先生から説明があります!

私は、最初の第1ポッドの抽選を行うボタンを押す大役を仰せ付かりました。

第2ポットは副委員長の中島先生が、第3ポットは事務局長の岡澤先生がボタンを押します!!

滞りなく抽選会が終了しました。

抽選会の閉会の辞は、高知県実行委員会の委員長石田先生!

続いてコロナ感染対策の最終打ち合わせを閉館時間ギリギリまで行いました💦



明けて・・昨日の晴天とは変わり、台風の影響で雨が降る中、横目に名所?(ガッカリとの噂があるとかないとか・・)のはりまや橋を見ながら、車で会場に向かいます!

 

3日(日)大会運営会議

まずは、会場を最終視察します!!

 

会場は広く、観客席も十分です!!

課題があるとすれば、二階から一階への導線が、階段一箇所しかありません・・。

細かく打ち合わせをしていきます。

ギリギリまで打ち合わせを行い、東京に戻ります・・💦

編集後記

「高知家」

空港にも、街中にも至る所に「高知家」の看板や、表示が・・

最初は、有名な家系ラーメンの店の宣伝か(笑)、はたまた、有名な料亭の看板か?(笑)などと見過ごしていましたが、実行委員長の石田委員長から解説が・・

 

高知の人間は、高知に来た人を家族のように接する、大家族の意味も込めて「高知家」なんですよ!!とのこと。

市長のHPでの言葉を抜粋します!!

「ご近所さんも、初対面の人も、大事にする。高知県には、都会で失われかけている、「人と人とのつながり」が息づいています。まるで高知県がひとつの大家族かのように。ぜひ家族のあたたかさを感じてください。」

まさに、大家族の中でインターハイが開催されることに感謝です!!

いよいよ3週間後です!!

 

選手諸君!! 

最高の舞台を作って待っています!!

 

今、やれることをやりきって、

心と身体を整えて、

「高知家」に来てください!! 

第53回関東高等学校少林寺拳法大会!!一歩ずつ前へ!!

予選・本線を実施!!選手が一堂に介して関東大会が実施!!

多くの学校ではこの大会で3年生が引退!!・・お疲れ様でした。

令和4年6月4日(土)  単独演武(男・女)、組演武(男・女) 予選

6月 5日(日) 単独演武(男・女)、組演武(男・女)、団体演武(男・女)決勝     

編集者より

各都県で勝ち抜いた選手たちが一堂に介した関東大会。

個人種目は6位まで、団体は3位までの代表が関東大会に進んできます。昨年は密を避けるために、土曜日は単独演武の決勝、日曜日は組演武、団体演武の決勝と分散開催を実施しました。

今年は、平時の大会を同じように、土曜日に予選、日曜日に決勝と、少しずつではありますが、前に進んでいる実感があります。

今回の大会も有声の気合は禁止として、無声の気合い(含み気合可)として実施しました。昨年と違うのはマスクは外しての競技ということで通常の大会に近づいていることを選手も感じているようでした。

掲載の写真・動画は関東大会実行委員会に許諾を得た全景写真及び、本人に許諾を得たものを使用しています

6月4日(土) 各種目 予選

 

編集者は、昨年の関東選抜大会に引き続き、審判アドバイザーとして、審査基準の確認、各コートでの審議事項の確認をする大役を仰せつかりました!!

いよいよ熱戦の火蓋が切り落とされました!!

 

大会結果はすぐにWEB上で公開され、会場ではため息ともとれる声が漏れていました

・・。

 

予選が終わり、帰路に着きます・・

宿舎に戻り、楽しみの食事!!

食堂の前で検温、消毒、そして、各自手袋をして食器を取りに行きます。

昨年あったアクリル板はない状況で、「黙食」・・いただきます!!

束の間の自由時間!!

 

 

明けて・・

6月5日(日) 決勝

私は審判長席で、競技全体を見守ります。

いよいよ各種目の決勝です!!

すべてが終わり・・開放感!!

 

清瀬高校少林寺拳法

今回も頑張りました!!

出場拳士全員が決勝進出!!

女子単独 優勝!!

女子団体 準優勝!!

女子組演武 5位入賞!!

女子総合 2位!!

強豪ひしめく中でよく頑張りました!!

女子単独演武 優勝 光田 の動画をどうぞ👇

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女子団体演武 第2位 清瀬高校少林寺拳法部 をどうぞ👇

youtu.be

大会成績の詳細は👇

tokyo-shorinjikempo.org

 

解き放たれて・・帰路に着きます!!

 

編集後記

今回も多くの方々の熱意が集まって、大会が実現しました。

コロナ感染者数を全国的に減少稽古にあり、感染対策による自治体による制限は解除されている状況です。しかし、教育現場では、引き続き厳しいガイドラインにより学校生活が制約を受けて要る状況が続いております。

健康観察はもちろん、清瀬高校では、大会前、大会後のPCR検査が実施されました。ウィズコロナの中で、「制限された中でいかに高校生の部活動を充実させ、その成果の発表の場を確保してあげられるか!!』が私たち部活動の顧問、指導者、大会運営役員の使命となっています。

生徒を見守る大人も、生徒たち自身も、少しずつではありますが、全てを奪われたあの時より前に進んでいる実感を持っていると思います。

 

多くの学校では、前回の各都県の予選会、もしくはこのブロック大会(関東大会)で三年生が部活を引退します。今年の三年生は、一年時、学校生活自体が大きく制限を受け、クラスメイトが全員集まって授業を受けることがない状況からのスタートでした。当然、各種大会は中止となり、ようやく新人大会から部分的に解除されるところからの部活動の始まりでした。2年、3年と少しずつ、少しずつ、足元の一段一段を歩むような学校生活でありました。心が折れたこともあったと思います。それでも、踏みとどまって、前を向いて歩みを止めずにここまで続けてくれました。本当にお疲れ様でした。試練に向かい歩む姿は、後輩たちは決して忘れません。

全国の引退した3年生に感謝と敬意を表したいと思います。ありがとう!!お疲れ様でした!!

 

清瀬高校の三年生はありがたいことに、全員がインターハイに進むことができます!!東京都の代表である重責を果たすためにこれからも全力で積み上げていきたいと思います。

 

全国高体連専門部委員長としては、部活の全てを掛けて積みあげてきた高校剣士のために最高の舞台、インターハイを作り上げたいと思います。

 

次回はインターハイ抽選会、視察の様子をお伝えしたいと思います!!

お楽しみに!!

令和4年度 東京都総合体育大会少林寺拳法大会!! 

3年ぶりに保護者の観覧のもと、東京都の高校拳士たちの底力が爆発!!コロナ禍の復活の狼煙!!

平成4年 5月1日(日)東京武道館 大道場(アリーナ)

9時30分〜開会式・予選競技開始  13時〜決勝・技術講習会・閉会式

編集者より

3年ぶりの有観客での大会が実現しました。

2年前は、コロナ感染拡大により、都総体が中止でした。その年は3月の全国選抜大会中止、インターハイ本大会も中止となりました。そして、昨年は、都総体の大会自体は実施しましたが、開閉会式などは割愛し、競技大会を実施して東京都代表を決定しました。

今年は、相変わらず感染者は多く、東京都においても毎日4千人を超える新規感染者が報告されている状況ですが、複数回のワクチン接種が進んでいることや、重症者が少ない状況を鑑みて、各スポーツイベントや、各種行事はコロナまえの状況に近づきつつあります。

高校の現場では、まだまだ、平時の状況まで戻せてはいませんが、入場人数の制限や、健康観察、座席の指定、各種消毒作業を条件に大会、試合を実施している状況です。

今回の都総体では、出場選手の保護者、そして、所属校の同校生徒の観覧を「可」として実施しました。

 

先行入場して会場設営です!!・・朝早く集まり、設営してくれた共栄学園、都市大付属高校、昭和、砂川、清瀬の選手諸君、ありがとう!!

 

昨年までは行われなかった開会式です!!

会場に整列している状況を見ると、コロナ禍で部員減少の状況がわかります・・😭

編集者の福家は全国高体連委員長として来賓席からの参加です。

 

優勝杯返還

昨年度 総合優勝 男子 城北学園  女子 清瀬高校

選手宣誓

保護者の方の入場では健康観察表の提出と検温が行われます。

座席は各学校、指定席です。

いよいよ予選が始まります!!

ラウンドごとに各コート消毒作業に入ります

今回は競技中のマスク着用の義務はありませんが、「有声の気合」は無しで実施されました・・😭

選手たちはネクストコーナーで手足の消毒をしてからコートに入ります。

予選通過者が発表されます!!

激闘の予選が終わりました・・

昼食を挟み、いよいよ決勝です!!

全ての競技が終わり、成績発表までの間に技術講習会が実施されました。これも3年ぶりの実施です。この講習会では、相対演練はまだできないので、単独基本法形を中心に福家が解説しました。後半ではインターハイで実施される防具着用での「予選競技Ⅱ」の解説を行いました。

 

予選競技Ⅱの師範は 東京都副委員長の真鍋先生と、強化普及副部長の前田先生に行ってもらいました。

成績発表・閉会式

悔し涙・・嬉し涙が溢れます!!

総合優勝

男子・・城北学園

女子・・清瀬高校

大会結果の詳細は、👇

tokyo-shorinjikempo.org

 

清瀬高校少林寺拳法

頑張りました!!

エントリーした全種目でインターハイ出場を決めました!!

そして、一番嬉しかったのは、3年部員全員がインターハイ出場の切符を手にしたことです。

この大会まで本当にいろいろなことがあり、その都度、その試練を乗り越えてきました。

3年全員で練習できたことは、一回もなく、女子団体も大会二日前に、レギュラーメンバーがようやく揃いました・・

本当によくやってくれました!!

 

女子組演武 優勝 🏆 中田・髙橋組の動画をどうぞ👇

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男子組演武 2位 寺田・小宮組の動画をどうぞ👇

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女子団体演武 優勝🥇 をどうぞ👇

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出場メンバーと📸

見学していた1年生と、合同練習をいつもやっている砂川、昭和、創価のメンバーと📸

5月4日(水・祝)に開催された 第59回 関東学生大会の様子もどうぞ👇

www.heijoushin.jp

編集後記

大会なので、思うように結果を出せた選手もいれば、多くの選手は思い届かず、悔しい思いをします。今回の大会を見ていて、思ったことは、何かに打ち込み、一生懸命やって、嬉しい思い、悔しい思い、いろんな感情を感じること自体が尊いことだということです。

一位は、1人、あるいは1組、団体であれば一校しかありません。ほかのほとんどは、悔しさを胸に刻むことになります。しかし、大会という目標に向かい、若さの全てをかけ、勉強や、行事と両立しながら、そして、コロナという目えない敵とも戦いながら、このコートに立ち、演武をしたことはそれ自体が尊いことだと強く感じました。これは、選手を見守ってきた保護者、顧問、指導者、全てが感じたことではないでしょうか?

平時の時なら当たり前のように実施し、当たり前のように日程を消化していた大会も、コロナ禍を経験するととてもありがたく、尊いものだと感じます。

 

これからも全国高校連盟理事長として、一顧問として、若い拳士たちを全力で応援していきたいと、改めて感じることのできる一日となりました!!

 

第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会「不撓不屈」九転十起・・No、2「予選競技開始〜閉会式まで!!」編

見せましょう!高校拳士の底力を!!・・

令和4年3月25日(金)

常任委員会都道府県委員長、理事長会議・開会式・審査講習会

3月26日(土)

予選 6ラウンド

3月27日(日)

本選 3ラウンド 閉会式 

於 香川県善通寺市 善通寺町市民体育館

今回の大会テーマは「不撓不屈」

どんな困難に出会っても挫けずに前を向いて進んでいこうという思いが込められいます!!

 

 

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

 

25日(金)審判会議

前日の夜も審判打ち合わせを長時間行いましたが、最終確認も行います。

審判員の方々も、選手や、引率者、役員と同様に、2週間の健康観察、毎日の健康チェック表の提出、検温・消毒を毎日行っていの入館を求められます。

また、宿泊先に戻ってからも、外出制限などの厳しい行動制限に従っていただきました。

高校連盟を代表して御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

いよいよ競技に向けて、動き出します!!

全ての席は指定席となっており、万が一感染者が判明した場合に追跡調査ができるようにしました。

スタッフも最終確認です。

いよいよです!

予選競技開始

予選が始まりました!!

平時の大会では、この善通寺市民体育館で8コート展開で進行していきますが、感染対策の一環で、コート間の物理的距離を空けるために、選手待機場所でのスペースを確保するために、6コート展開で行いました。

そのために、9時45分に1ラウンドがスタートし、6ラウンドが終了したのが18時過ぎでした。

院卒責任者の方々、審判員の方々、そして、香川県実行委員会、岡山県実行委員会、四国実行委員会のスタッフ、連盟本部の職員の皆さま、長時間大変な精神的緊張を強いられる1日でした。お疲れ様でした。本当にありがとうございました。

 

夜遅く、宿に戻って、夕食の時間、

当然、役員もアクリル板ごしで感染対策を講じて「黙食」です!!

見えづらいと思いますが、編集者の福家です。料理をとるときも手袋をして取ります。

 

 

いよいよ本選の日!!

3月27日(日) いよいよ高校の頂点が決まります!!

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの(全国高体連HP掲載)、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

全ての競技が終わり、成績発表までの間、全日本学生連盟から高校生拳士へのアピールがありました!!

演武を披露してくれたのは、学生大会でトップの日本体育大学明治大学の拳士たちです。

彼らも高校拳法部の出身です。

高校生は、食い入るようにその演武を見ていました!!

今回の大会では、感染対策の一環で、閉会式にアリーナで集合するのは、入賞者のみとしました。そのために、成績発表は放送で行い、呼ばれた選手のみが、アリーナにおりました!!

 

選手たちは指定された席で、声を出さないように放送に聞き入ります。その発表で一喜一憂です・・心の中のため息や、歓声が聞こえたような気がします!!

 

弁論発表・表彰式・閉会式

少林寺拳法特有ですが、弁論の部というのがあります。

少林寺拳法の教えを日常の生活の中でどのように生かしているか!を発表します。

当日は、書類審査で本線に進出した上位3名がこの閉会式の場で発表します。

表彰式

大会実行委員長謝辞

大会実行委員長、そしてコロナ対策委員会委員長である福家が、この大会を創り上げていただいた全ての方々に感謝を込めて謝辞を述べさせていただきました。

常任のメンバーがこの謝辞の様子を動画を撮ってくれて、アップしてくれました。

特に終盤の、選手、高校拳士に向けての言葉は、全国の制限を受けながらも、活動をしている高校生全員に向けての言葉です!!

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閉会の太鼓

 

 

清瀬高校少林寺拳法

清瀬高校少林寺拳法部もがんばりました!!

東京都はコロナ感染者も多く、厳しいガイドラインのもと、部活動もままならない中で、厳しい指導についてきてくれました。

本人たち一人一人が自分自身で課題を見つけ、自主的な練習をできたのではないかと思います。

女子規定組演武 優勝のほか、大健闘でした。

女子規定組演武 一位 與語・芝野組

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女子団体 5位入賞

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編集後記

昨年度と同様に厳しい状況での大会となりました。

今回の大会テーマは不撓不屈

試練を乗り越え、九転十起・・開祖がよく言われた言葉で「七転八起」それ以上に、「九回転んでも十回立ち上がればいい!!」と話されました。

まさに、全国の高校拳士たちは、転んでも、心折られても、立ち上がっています。

まさにその不当不屈の姿勢が、具現化された大会でありました。

最後の実行委員長謝辞でも話をさせていただきましたが、いろいろな関係する人たちの熱意と情熱が集結してこの大会が成し遂げられました。

まだ、コロナ対策委員長としては、対応しなければならない課題がありますが、大会自体としては、大成功であったと考えます。

 

この大会で、再認識したことは、高校生拳士たちの心の強さです。この2年間のコロナ禍での試練の中で、少林寺拳法を通して、より大きく成長しています。私たち大人や指導者が想像するよりも、その想像を超えて、自分が与えられた状況を冷静に受け止めて、その中で、自分が精一杯やれることに正面から向き合い日々を積み重ねています。

これからもコロナ禍の試練は続いていくと思います。

しかし、われわれ拳士はコロナに負けません!!

これからも不撓不屈、われわれは、前に進んでいきます。

 

そんな高校拳士たちの活躍を全力で応援していきたいと思います。

 

この大会に関わった全ての方々に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

 


 

 

第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会「不撓不屈」九転十起!!・・No、1 「競技開始!まで編」

制限下での選抜大会・・多くの方々の熱意が集結し開催!!

高校拳士の底力を!!

令和4年3月25日(金)

常任委員会都道府県委員長、理事長会議・開会式・審査講習会

3月26日(土)

予選 6ラウンド

3月27日(日)

本選 3ラウンド 閉会式 

於 香川県善通寺市 善通寺町市民体育館

今回の大会テーマは「不撓不屈」

どんな困難に出会っても挫けずに前を向いて進んでいこうという思いが込められいます!!

 

編集者より

昨年の24回大会を行った時は、1年後はマスクを付けずに制限なしで開催できるであろう。と考えていました。しかし、感染者数で見ると昨年よりも非常に多く、開催地の香川県においても毎日新規感染者数が400名を超える日が続いております。

この選抜大会実行委員会は昨年12月ごろより本格的に始動しました。当初実行委員長である私からはコート内の競技については、競技規則をいじることなく選手には競技をやらせてあげましょう!と指針を決めて進めてまいりました。しかし、変異株のオミクロン株は従来のデルタ株に比べ感染力が強いことがわかり、またエアロゾル感染の可能性もあることが示唆されている中で、有声の気合いを入れることによる感染拡大の可能性の危険性が否定できない状況となりました。「安心・安全」の大会運営、主催者として大会会場から感染を拡大させてはならない大前提の中で様々な意見を集約し、結果として「有声の気合い」無し。無声の気合(含み気合いのみ)としました。苦渋の決断でありました。

 

今回も昨年と同様、設営・消毒を生徒にお願いをするわけにはいかないので、連盟本部の職員だけでなく、少林寺拳法グループ全体の職員の方々総動員で設営、消毒にあたりました。また、実行委員会として例年の香川県岡山県だけでなく、四国の各県の先生方、大人の拳士の応援を仰ぎ、今回の大会準備にあたりました。

 

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

 

24日(木)会場設営

大会会場には少林寺拳法連盟 川島一浩会長自らジャージに着替えて設営を手伝っていただきました。会長と実行委員長の珍しい(笑)ジャージでのツーショット!!

 

見えないコロナウイルスに様々なものを奪われましたが、見ることができない人の情熱や前に進もうとする気持ちに支えられていることが実感できた、この大会でもありました。




25日(金)

大会運営会議・全国高体連常任委員会

いよいよ選手たちが大会会場へ入館します!!

サーマルカメラでの検温、健康観察シートの提出を経て、ようやく入館できます!!

開会式リハーサル

開会式

少林寺拳法ならではの「鎮魂行」。気持ちを切り替えていきます。

優勝杯・優勝旗返還

選手宣誓

引率責任者会議

 

例年だと全出場校の引率責任者が一堂に会して行われますが、今回の大会のガイドライン、競技上の特別ルールなどをなるべく早い段階で周知するために3週間前に2日間(ブロック別)に分けてZOOM会議を行いました。

 

引率の先生方も通常の引率業務のほかに、選手の健康管理、行動観察を2週間前から行い、出来うる限りの感染対策を講じて、大会会場に生徒をつれてきてくれました。

先生方の「何としても生徒を大会に連れていこう!」という情熱がなかったら、この大会は成立していませんでした。本当にありがとうございました。

 

審判会議

審判の先生方には前日に会場入りして頂き、例年行われている競技に対する審査審判の事項の確認の他に、コロナ対策についても確認して頂きました。

 

大会実行委員長 大会実行委員長 福家から大会の趣旨、特別ルールの説明をさせていただきました。

大会審査のルールの確認を行った後に、審査で使用するタブレットの実習を行います。

今回はその後に、この夏のインターハイから導入される「新・予選競技Ⅱ」の審査実習、評価観点の確認を行いました。

 

16時過ぎに始まった審査実習、講習会が終了したのは19時近くになりました。審判員の先生方、毎年、高校拳士のためにご尽力いただき誠にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

編集後記

この大会の当日を迎えるまでの道のりは、とても長いものでありました。

前述したように、1年前の大会を終えた時には、この25回大会は平時の大会に近いものができると信じていました。しかし、アフターコロナではなく、ウィズコロナでの学校生活、部活動となりました。

実行委員会では何回ズーム会議をしたことでしょう・・それぞれが学校現場で激務をこなしながら、夜遅くまで会議を行い(ズームなので帰路につきながら、帰宅した後でも参加していただきました・・)、情報を出し合い、検討に検討を重ねてきました。

ベストが何なのか?がわからない中で、高校生のために安心・安全な「舞台」を作ろう!!との意気込みだけで進んできました。

この大会に関係した全ての方々に感謝します!!

 

次はいよいよ大会当日、「予選競技から閉会式まで編」です!!

お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

試練を乗り越えて・・卒部式!!

清瀬高校 少林寺拳法部 卒部式・・しっかりと試練に立ち向かう後ろ姿を見せてくれました!!

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コロナ禍の制限された学校生活も3年目を迎え、今年の卒業生の高校生活の大半は、厳しく規制された中でのものとなりました。マスク着用の義務づけの中、物理的にも精神的にも人との距離をとる生活を余儀なくされた中で、学校にも思うように通うことができず、部活も大きく制限を受けました。

しかし、その中でもしっかりと目標を定め、与えられた環境の中で3年生は部活をやり遂げてくれました。

 

それぞれの高校でも卒部、卒業式を迎えている時期だと思います。

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全国の高校三年生拳士たちへ!

本当によく頑張ってくれました!卒業おめでとう!!

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卒業生の前で現役は気合の入った稽古をします!!

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卒業生の保護者の方々も気迫のこもった練習を見学します!!

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後輩たちの成長を見届けた後、卒業生へ送る言葉

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卒業生から一言

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最後に全員で集合写真!!

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いよいよ旅立ちのとき

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編集後記

卒業生のみんな、卒業おめでとう!!

本当によく頑張ってくれました!!

この厳しい状況の中で、最後まで諦めずに努力する姿を後輩たちにしめしてくれました!本当にありがとう。

いろいろなものが奪われる中で、心が折れたことは一回や二回ではないと思います。学校行事や修学旅行、本来では高校生が当たり前のように思い出の1ページに刻むことのできるイベントがことごとく奪われ、青春を掛けた部活も大きな制限を受けてその喪失感は想像を超えるものであったと思います。その中でも厳しい指導にしっかりとついてきてくれました。君たちの後ろ姿は、後輩たちがしっかりと胸に刻んでいることと思います。

卒業生からの一言の場 面では保護者の方々の目には光るものがありました。ともに子どもとこの試練を乗り越えてきた思いもあったのではと想像します。

卒業おめでとうございます!

 

 

全国の高校拳士たちへ

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※ポスターのモデルは、日体大少林寺拳法部58代主将 大西千匡です。

第25回全国選抜大会の大会テーマは「不撓不屈」です

今、学校にも通えず、部活もできない拳士も多いと思います。その試練の中でも、全国には同じ試練の中で頑張っている仲間がいることを忘れないでください。

「あのコロナ禍での頑張りが、今の強い俺(わたし)を作っているんだ!!」と思える時期が必ず来ます。先行き見えない不安にかられると思いますが、必ず道は開けます!!

不撓不屈の精神で、まずは今日一日を精一杯、頑張りましょう!!

 

全国選抜大会出場拳士たちへ

全国選抜大会の実行委員長であるわたしは、君たちの活躍の場を全力で作り上げていきます!

都道府県の代表選手の諸君! 香川県善通寺で待っています!