福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

2024 日体大少林寺拳法部 夏季強化合宿 IN 北志賀竜王!!

この試練を乗り越えて、日体大はより強く、逞しくなります!!

突破!突破!限界への挑戦!!

令和6年9月6日(金)~11日(水)

北志賀竜王 竜王体育館 

編集者より

私は日体大少林寺拳法部のOB会長を務めております。

会長代行の期間を含めると、もう15年経ちました。

時代が変わり、価値観が大きく変容しようとも、日体大少林寺拳法部には連綿と続く伝統があります。それは、伝統のための部活動をやっているわけではなく、学生自身が自分たちの代で、何をすべきか?どうあるべきなのか?を真剣に考え、日々の稽古を積み重ねていくことが、結果的に60年にも亘る日体大の伝統に繋がっているのです。

彼らによく「王者日体大と話をします。それは、技術的にトップを目指すのはもちろんのこと、少林寺拳法に打ち込む姿勢、拳士としての立ち居振る舞いも含めて王者であれ!!と話をします。

他の大学が、日体大を目標に!!という話を耳にします(ありがたいことです)現役の学生たちは、その言葉に負けないように、学生少林寺拳法をけん引するのは私たちであるという矜持をもって稽古を積み上げてくれています。

 

特に、1年生にとってはこの夏合宿は、まさに試練の時となります!!

これを乗り越えて、いよいよ日体大少林寺拳法部員となります。

彼らが一段と逞しく成長してくれることを確信しています。

 

そんな試練の夏季合宿の一部をご紹介します!!

まずはランニングから・・

体育大学生としてランニングは基本です。

そして一番時間をかけるのは基本稽古です。

資格別練習

駆けつけていただいた先生方、OB・OGがそれぞれ指導に入ります。

今回、指導員として派遣依頼を受けましたので、稽古の首座を務めます。週末の練習日程は、「運用法・立合評価法」練習を担当しました。


土曜日の夜、3・4年生(成人)と先生方、OB・OGとの懇親会を行いました。

OB会から「陣中見舞い」を主将の三谷に手渡しました。

 

明けて・・

日曜日の練習は「鎮魂行」からのスタートです。

合宿2日目にして、現役の足の裏はみんな剥けています。

テーピングで対処します・・

一年生は食事の時間も一生懸命、働きます!!

がんばれ!!現役!!

今回、参加してくれたOB・OGとの集合写真!!ありがとう!!

編集後記

より高みを目指す1年生たちが17名も入部してくれました!!

それぞれ高校時代にはトップの景色を見てきメンバーです。それぞれのプライドと自信をもって入部をしてきたと思いますが、大学少林寺拳法の高い壁を実感したことと思います。しかし、この夏季合宿を乗り越えて、きみたちはより強くなります。

今回参加してくれたOB・OGたちも同じ試練を乗り越えてきたのです。その大学4年間の経験が、社会人となっても精神的な支柱となっているのです。日体大少林寺拳法部OB会も500名弱の会員がいます。その卒業生たちは心の中に「日体大少林寺拳法部」のプライドを持って、人生を歩んでいます。

現役諸君は、自分限界に挑戦し、より高みを目指す過程で、これからの人生の基盤ともなる「自信」と「誇り」を醸成してもらいたいと思います。

 

これからも高校生、大学生の一生懸命な様子をご紹介していきます。

お楽しみに!!

日体大強化練習会!! 夏休みの最後に学生王者と合同稽古!!

学生王者日体大!!さらに高みを目指して!!

夏季強化練習会!!

高校生も必死について行きます!!

令和6年8月26日(月)~29日(木) 於 日体大少林寺拳法専有道場

編集者より

夏休みの後半に恒例となった、日体大と高校生徒の合同強化練習会。

日体生にとっては、関東新人大会、夏季合宿に向けて追い込みをかける時期であり、高校生にとっては、夏休みの最後にしっかりと基礎固めをする時期でもあります。大学生、高校生にとって秋の大会に向けて、心と技術を上げていく時期になります。

私は高校の部活の指導と、大学の指導の両方が同時にできることもあり、この強化練習は、自分の中でも重要な位置づけです。

ご紹介します!!

 

 

まずは、ダイナミック・フレキシビリティで気持ちと身体をあげていきます。

基本はしっかりと時間をかけます。

運用法はベーシックからアドバンスへ4日間かけてレベルをあげていきます!!

稽古の最後は新人大会に出場する1,2年生の演武を審査の側から解説をしていきます。

昼を挟んで、それぞれの自主練習に入ります。

高校生指導を学生に任せます!!

 


編集後記

「学生王者」日体大

最後の総括でも、「王者たれ!」と話をします。

それは、技術の高みを求めるのはもちろん、立ち振る舞い、日々の物事に取り組む姿勢が「王者」らしく、他の範となるものでなくてはならないと。

そこには、日々の努力の積み重ね、そして、感謝、謙虚な気持ちがなくてはならないのです。

日体大の後輩たちは、光り輝いています。「てっぺん」を目指し、日々向上しようと積み重ねています。しかし、慢心してはいけません。これからも学ぶ姿勢、謙虚な気持ちを忘れずに・・学生王者たれ!!

 

高校生は、圧倒されただけで終わるのではなく、ここから何を学んで、自分のものにしていくか!が大切です。さぁ、明日からまた稽古しよう!!

 

 

2024 第18回 全国中学生少林寺拳法大会!! 盛会に!!

中学生の日本一を決める中学生大会!!

会場も一体となり!盛り上がりました!!

第18回 全国中学生少林寺拳法大会!

令和6年8月23日(金)~25日(土) 於 岡山市総合文化体育館

大会テーマ 百花繚乱~晴れわたる心~

編集者より

中学生日本一を決める 中学生大会!!

都道府県の代表 811名を迎え、レベルの高い大会が盛会のうちに終了しました。

私は、本部審判委員会として審判として参加いたしました。

会場の声援も一体となった大会を紹介いたします。

 

全国から招集されたレベルの高い69名の審判も、最上位大会ということで気合が入ります。

24日(土) 開会式 予選5ラウンド

いよいよ競技が始まります!!

 

 




25日(日) 準決勝 2ラウンド・決勝2ラウンド 閉会式



 

閉会式 表彰式

日体大のOB・OGも審判として、役員として、引率として集合しました!!

 

編集後記

盛り上がりました!!

特に 決勝の選手入場では、入場行進曲の「ウルトラソウル」の曲に合わせて会場からの大声援に選手が迎えられ、この場に立てる選手たちの姿がより一層、逞しく、誇らしげに見えました!!

私は、本部審判委員会として予選3ラウンドの主審、準決勝、決勝の主審を務めさせていただきました。

中学生のレベルは上がりました!!

正直、数年前までは、少年部の延長として見られる部分もありましたが、体格の向上もあり、そして何より、指導者の方々の熱意もあり、一段とレベルが向上したと感じました。この拳士たちが高校に進学してインターハイ、全国選抜に進んでくると思うとワクワクしてきます。

今回の大会は、岡山県実行委員会、岡山県連盟、全国中学校連盟の方々を中心に大会を作り上げていただきました。ほんとうにありがとうございました!!

わたしも長年に亘り、高校の大会(インターハイ、全国選抜)を運営してきましたので、その大会運営の大変さはわかっているつもりです。台風の季節でもあり、最後までいろいろな想定をしながらの運営だったと想像します。ほんとうにお疲れさまでした。ありがとうございました。

 

大会のたびに思うことでありますが、この次世代を継ぐ拳士たちに正しい、希望のある道筋を示してあげなければならない!!と改めて思うことができます。私自身、ハードなスケジュールの中疲れましたが、エネルギーをもらって帰路に着くことができました!!

これからも若い拳士たちの溌溂とした姿をご紹介します!!

福家Vlog 「胴突・胴蹴」「ミット打ち」練習への提案!!

リクエストにお応えして! 一般公開したいと思います!!

「胴突・胴蹴」「ミット打ち」練習 Vlog!!

稽古の参考にしていただければ幸いです。

編集者より

お盆真っただ中に、中高大合宿が少ない人数ながら大いに盛り上がり、これからの学域の枠を越えての連携を確信できた合宿となりました!!

指導者の方々からも、そして、以前より、「福家先生は、学校ではどんな練習をやっているのですか?」と聞かれることが多くありました。言葉や、資料で提供することもありましたが、「運用法へのアプローチ」のような動画は?とのリクエストをいただきました。

そのよう言葉をいただき、7年ほど前に、限定公開でアップしていたものを一般公開したいと思います。

動画の冒頭でも言っていますが、あくまでも私自身の指導現場での経験からの練習法の提案であり、少林寺拳法連盟、あるいは高校連盟の公式の練習方法ではありませんので、ご了承ください。

 

では、ご紹介します!!

まずは、「胴突・胴蹴」からどうぞ👇

(写真の下に動画があります)

動画でどうぞ👇

youtu.be

 

 

続いて 「ミット打ち」もどうぞ👇

 

動画でどうぞ👇

youtu.be

 

編集後記

前回の記事でもいいましたが、武道の稽古は、基本は、面授することが大切だと考えています。しかし、SNSの発達により、多くの人への伝達が可能になりました。その使い方は「諸刃の剣」であることは、充分に承知しています。その伝え方によっては、間違ったこと、間違った理解が広がる可能性があります。

今回の練習方法の提案も、若い拳士の稽古、あるいは、部活動の練習の参考にしていただければという思いであげさせていただきます。

指導者の方々は、稽古の際の大切なポイントを対面で、生の言葉でお伝えいただきたいと思います。

これからも高校生・大学生拳士のために、次世代の少林寺拳法を担っていく拳士のために私ができることを務めていきたいと思っております。

2024 中高大合宿(兼 指導者研修会) 於 日本武道館研修センター

中学生・高校生・大学生が集結!!

熱く!熱く!合宿を行いました!!

令和6年8月12日(月)~14日(水) 於 千葉県勝浦市 日本武道館研修センター

編集者より

お盆真っただ中、暑い千葉県勝浦市において、中高大合同合宿が熱く!熱く!開催されました。施設は空調が効いており快適な環境でありましたが、少林寺拳法を愛し、志のある若い拳士が集結し、そのエネルギーに応えるように指導者も全力で臨んだ合宿の様子をご紹介します!!

 

13名の指導員と本部職員の集合写真👇

開会式の前に指導員で最終打ち合わせをします!!

今回の合同合宿では、指導者の研修会も並行して実施されました。スポーツ庁からの調査官による基調講義も、みなさん真剣に聞き入っていました!!

 

学生は、基本諸法から徹底的に確認していきます。

指導員も和気あいあい

中学生・高校生・大学生に分かれて講義もあります。

最終日の合同、団体演武発表に向けて演武組成も行います。

大学生拳士がリーダーとなり、高校生が中学生を指導して1つのチームで演武練習を行っていきます。

もちろん、普段指導している先生方も演武発表していただきます💦

修練のあとは、指導員も、先生方も、学生も一緒に作務(掃除)をします。

全力で稽古した後の夕食は格別です!!

最終日の演武発表!!

あっという間の3日間でした

この合宿で行われた昇格考試(昇段審査)の合格者に対して、会長代行の井上 弘理事からバッジの授与がありました。

閉会式の最後は、中学生・高校生・大学生代表者から合宿の感想を述べてもらいました!!

閉会式後は、団体演武をチームとして行った班員同士での記念撮影大会になりました!!

 

教員チームも👇

楽しい充実した合宿でした!!!

編集後記

いゃ~充実した合宿でした。

 

お盆真っただ中で、しかも3日間の短期間で、予想していた人員よりも参加人数が少ない状況でのスタート。その不安を吹き飛ばす、素晴らしい合宿となりました。

写真ではご紹介できないほど盛り上がり、3日間の短期間で、学域の枠を越えて、中学生、高校生、大学生が一体となりました。

特に素晴らしかったのは、大学生のリーダーシップです。最終日の団体演武発表に向けて、班員の個性や技術の差を把握して、的確に指導していました。そしてその意向を高校生が理解して中学生を引っ張っていく。それに応えて中学生が一生懸命ついていきました。

その学生が一生懸命やっている姿に触発され、指導員や、指導者の先生方も、持っているすべてを出し切ろうと頑張りました!!

合宿終了後にこの合宿の責任者でもある井上理事より『先生方の指導の熱さ、素晴らしさを感じた。これからの将来が楽しみであると本当に感じた合宿でした!』とご連絡いただきました。

 

コロナ禍が明けての第一歩のこの合宿をもとに、来年度からもより以上の発展を目指したいと思います!!

 

そんな熱い、若い拳士たちの様子をこれからもご紹介します!!

おたのしみに!

2024 全日本少年少女武道錬成大会!!

全国の小学生・中学生拳士が武道の聖地 日本武道館に集結しました!!

元気溌溂の気合が響き渡りました!!

令和6年8月10日(土) 於 日本武道館

少林寺拳法の未来を創り出す 小学生・中学生拳士たちの気合の入った演武が繰り広げられました。

 

私は副審判長として大会を見守りました!!

それぞれのコートではラウンド終了後、優秀演武の披露が行われます。

競技終了後

最優秀演武披露と桜林高校のインターハイ優勝演武(単独・団体)が披露されました!!

編集後記

エネルギーの貰える、そして、少林寺拳法の未来が見える大会でした。

わたくしは、高校生、大学生の大会は審判をする機会が多く、その大会を運営する立場にいます。小学生、中学生の錬成大会は、それとはまた違った純粋なまっすぐな気持ちが現れる大会でした。

わたしは、副審判長として公平・公正な審査が進行できるように、審判統括の立場で参加をいたしました。

高校生・大学生を見ていても思うことですが、少林寺拳法の未来は明るい!!このまっすぐな気持ちと情熱を裏切ることがないように、指導側にいる立場の大人はしっかりと道筋を示さなければならない!!とあらためて思いました!!

 

次回は中高大合宿の様子をご紹介します!!

2024 東京都高体連専門部 夏の合同稽古!! 熱く!熱く!

チーム東京!一丸となって!

恒例の夏の合同稽古!!

「切磋琢磨」・・学校をの枠を越えて!!

令和6年8月2日(金) 於 東京武道館 第一武道場・第二武道場

10時~16時30分

 

編集者より

「チーム東京」東京の強さは、学校をの枠を越えて東京が一つのチームとして稽古を積み上げていることです!!

東京武道館の行事として「武道系部活動」の合同稽古として夏・冬、年に二回場所を提供していただき合同稽古を積み上げています。

夏は、午前中がウォーミングアップと基本、午後は、指向別の稽古を行います。

夏休み真っただ中、135名の加盟校の拳士が集結しました!!

ご紹介します。

まずは、恒例となっており、定着している、「動的ストレッチ(ダイナミック・フレキシビリティ)」を行います。

今回も主任講師は福家が務めさせていただきました。

 

全体基本 立ち方、構えから、基本稽古を行いました。

そのあと、単独演武基本法形の解説、そして、全国選抜大会の規定予定技の解説を行いました。

生徒の指導の裏側で、東京都教職員支部の研修会として先生方も研修します。

昼休みを挟んで、午後は2部制の指向別の講習になります。

白緑帯の柔法・剛法 茶帯の柔法・剛法 黒帯の柔法・剛法そして運用法の7つのカテゴリーに分けて、前後半、習いたい二つを選んで参加します。

 



80分一コマとして2部制で実施しました。

講師は・・ヘトヘトです(笑)

私は運用法担当で「基本編」から「応用編」へと組み上げていくいきました。

合同稽古の最後は講話となります。。

今回の講師は錦城学園の菅野先生です。

少林寺拳法未経験ながら20年に亘り、顧問を務めていただき、高体連の事務局としてご尽力いただいています。

少林寺拳法の素晴らしさ」を分かりやすく生徒に話していただきました。

空調が効いているいる館内でも、熱く、熱く講習会が行われました。

みんな、笑顔で充実感に溢れた顔で帰路につきました!!!

 

編集者後記

いぁ~疲れました。

午前中のアップから、基本、そして午後の運用法 80分二コマの講師は、疲れました。しかし、心地よい疲労感です。

講習会の冒頭に、稽古するときは、違う学校の生徒と組むことを条件としてスタートしました。少林寺拳法は、「合掌礼一つでみんな仲間」と言われますが、まさにそれを体現した講習会でした。教員が何も言わなくて、違う学校同士、教え合い、そして、大会に向けてもお互いに連絡を取り合い、励まし合っているようです。

少林寺拳法の「自己確立」「自他共楽」が自然と若い拳士たちは実践しています。

いつもこの講習会や合同稽古をやって感じることは、生徒たちにいろいろな「気づき」を教えてもらえる!ということです。少林寺拳法の原点、技術を通して、何を学ぶのか?何が大切なことなのか?と気づかせてもらえます。

これからも私自身も向上心を持って、少林寺拳法を楽しんでいこうと思います。

 

これからも溌溂とした若い拳士たちの姿を紹介していきます!!

おたのしみに!