新人大会に向けて・・恒例の強化練習会(演武講習会)盛大に開催されました!
平成29年 9月23日(土・祝) 13時~16時30分
於 東京都市大学付属中・高校 ホール
編集者より
6年ほど前から始めた演武講習会。当初はまだ高体連の公式行事ではなく、清瀬高校の顧問として、個人的に数校に呼び掛けて、こじんまりスタートした講習会でした。
私が指導している日体大の学生にも手伝ってもらい、模範演武をしてもらい、それを解説しながら演武組成を考える合同稽古でした。最初の年は、あまり参加人数も集まらず、日体大の模範演武披露では、せっかくなので隣で活動しているダンス部に声を掛け、観客として観てもらった記憶があります(笑)。
しかし、高体連の公式行事と認めていただいたころから参加希望も増え、昨年度は希望者が100名を超える状況となり、参加者を断る事態となりました。
そこで、今年は大きな体育館で、空調設備が整っている都市大付属にお願いをして、開催の運びとなりました。今年は、100名を超える参加生徒をすべて受け入れての講習会が実施できました。
都市大の松木 尚先生(専門部長)、堀井先生には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。お世話になりました。
まずは開催校で、高体連事務局長、堀井先生より注意事項の説明から
続いて開会の辞
続いて専門委員長の福家がこの講習会の趣旨説明、補助学生の紹介
第一部 ウォーミングアップ・基本諸法(40分)
主催者でもある福家が基本の確認、ポイントの説明を段階をおって説明をしていきます。
ウォーミングアップは、合同稽古でいつもやっているダイナミック・フレキシビリティと、アジリティトレーニングを中心に行います。
続いて、演武の基本となる基本諸法の確認をしていきます。
基本の確認が終わったら移動稽古に移ります。
日体大の学生の見本を見取り稽古しながら、イメージを作ります。
第二部 演武組成 基本技の確認、規定技の確認(90分)
第三部 模範演武披露・演武解説(50分)
ここでは日体大の学生による模範演武を披露してもらい、その構成ごとに福家が解説をしていきました。
まずは、男子の組演武の模範演武
動画でご覧ください。
彼らは即興の組ですが、2017年少林寺拳法世界大会 団体の部 世界第二位のメンバーです!!
福家が、一構成ずつ解説をしていきます。
つづいて女子組演武
彼女たちは今年の関東学生大会 女子組演武二段以上の部で一位の組です。
一構成ずつ解説をしながら評価の観点も審判の立場から一つの技ごとに解説をつけていきました。
あっという間・・の3時間半でした。(すごく疲れました(笑)。)
編集後記
6年まえの小規模の講習会からは想像もつかないほどの大規模な公式行事となりました。
いつも申し上げていることではありますが、東京専門部は「チーム東京」として全加盟校の実力の底上げを目指して活動をしております。昨年度の全国選抜大会においては、最優秀都道府県(男子)にも選ばれ、まさに加盟数、実力ともに全国を牽引する専門部となっています。
チーム東京のカラーはまさに、一致団結です!!生徒同士、顧問同士も大きな一つの目標にむかって一致団結で邁進しております。東京都の大会ではライバル同士で在りますが、上位大会においては、ライバル校であっても全力の声援で応援する姿が見られます。インターハイ、全国選抜で、東京勢の声援、応援が一番大きく聞こえるのは、身内びいき(笑)の私の勘違いではないと思います。
そんな東京専門部の演武講習会、生徒は食い入るように大学生の模範演武を見ていました。また、顧問の先生方は動画撮影をしながら部員指導の参考にしているようでした。
今回も日体大少林寺拳法部の学生に協力してもらいました。OB会長のわたしからお願いをされれば・・断るわけにもいかず(笑)、いつも快く引き受けてくれます。本当にいつもありがとう!!
とくに、4年宇野真里奈は、教育実習の真っ最中にもかかわらず、この講習会のために、姫路から日帰りで参加してくれました。講習会が終わってすぐに姫路に戻りました・・本当にありがとう!!(こんど、宇野の好きなものをなんでもご馳走してやるからな!!)
参加生徒の一生懸命、顧問の先生の熱い思いの一生懸命、補助学生の一生懸命、いろんな一生懸命が集まった講習会でありました!
私自身も、フル出場で頑張らしてもらいましたが、帰宅した後は、大きな達成感とものすごい疲労感と、みんなの一生懸命のエネルギーを酒の肴にいつもよりもおいしいお酒を適量を少しだけ・・オーバーしていただきました(笑)