香川県(連盟本部)と神奈川県の2元中継で、同時進行で大会を開催!!
~ウィズコロナの時代の大会を模索して~
令和2年 8月1日(土) 11時開会式 競技、発表の部審査 16時閉会式
神奈川県 KSPホテル 701会議室
編集者より
前回の記事でも掲載しましたが、インターハイを失った高校三年生の拳士を対象に、何かできることはないかと連盟本部と協議を重ね、実現したのがこの「インターネット大会」です。
主催 少林寺拳法連盟
で実現することができました。
8月1日(土)に本来は、連盟本部に公認審判員、大会役員が一堂に会し行う予定ではありましたが、コロナウイルス感染拡大により、都道府県をまたいでの移動が最小限度に制限を受けていることもあり、感染防止の観点から神奈川県、香川県(連盟本部)とインターネットで二元中継を行いました。同時進行で予定通り、すべての競技・発表の部の審査を無事終了することができました。
優秀選手、優秀作品の発表は8月8日(土)に行う予定です。
審査の準備は万端です!
神奈川県川崎市 ホテルKSP 701号会議室
感染防止対策も万全で行います
二元中継で同時進行で行います。
本部では川島会長、新井前会長、高校連盟初代理事長 大西先生も参加していただきました。少林寺拳法の、高校連盟の礎を築かれた先生方がご臨席いただき、身の引き締まる思いです。
審査の前に審判打ち合わせを中継で行います。
開会式
大会長の連盟本部会長 川島先生よりご挨拶をいただきます。
全国専門部の代表として 大矢副部長より開会のご挨拶をいただきました。
編集者(福家)は今回の大会の実行委員長を務めさせていただきました。神奈川県会場で大会進行を確認しました。
審判長 京都 森川先生(全国専門部 副委員長)
いよいよ競技の部の審査開始です。全国からエントリーのあった男子、女子の自由単独演武の審査です。通常の大会と同じく、5人の公認審判で審査を行います。
協議申し立ての際の 青旗も通常の大会を同じようにセッティングされています。
発表の部の (フォト、ムービー)弁論の部も審査を行います。
今回ご協力いただいた神奈川県連盟の方々です!!
左から 主審を務めていただいた日當先生、中央が、神奈川県連盟 副会長 松田先生、右が 神奈川県連盟理事長 小磯先生です。ご協力いただき誠にありがとうございました。
すべての審査が終わり、
閉会式(神奈川県会場)
全国専門部 部長 石井先生 挨拶
総括、謝辞 全国専門部委員長 大会実行委員長 福家
撤収も終わり、二元中継で大会の反省会も兼ねて座談会が行われました。
新井前会長からも労いのお言葉をいただきました。
編集後記
おかげさまで無事に大会を終了することができました。
大会謝辞でも話をさせていただきましたが、多くの方々の熱い気持ちがこの大会に集まりました。「できない理由はいくらでもある中で、自分たちの修練の発表の場を失った高校三年生拳士のために何かできないか!!」という気持ちがこの大会を作り上げました。
コロナウイルス感染拡大の状況が刻々と変化し、各都道府県の警戒レベル、ガイドラインも厳しくなっていく中で、三年生の進路活動の日程を考えると8月中旬に大会を終えていることが必要でした。そのタイトなスケジュール調整の中で、誰しもが初めての経験となる大会を作り上げていきました。
それぞれの勤務のあとで夜遅くまで議論を尽くし、実行委員会の先生方は前に進みました。その思いが通じスポーツ庁、全国高体連の後援もいただき、そして何よりも、少林寺拳法連盟の川島会長をはじめ、振興普及部 倉本部長、そして職員の方々の熱い思いにより大会が実現しました。本当にありがとうございました。
高校三年生拳士の喪失感のすべてを埋めることは到底できませんが、進路実現の為に一歩を踏み出すきっかけになったのではないかと実行委員会一同思っております。
最後にこの大会に関わったすべての方々、選手諸君に感謝を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。