コロナ禍で異例づくしの新人大会!!
今、できることに・・感謝!!
令和2年11月8日(日)
8時30分~ 女子の部
12時30分~男子の部
砂川高校 体育館
編集者より
当初、実行委員会では大会実施そのものが難しいのでは?との意見が出されていました。コロナ感染拡大と大会開催との狭間で、何回もその在り方を論議してきました。
会場の密を避けるために、開閉会式の中止。そして、男子と女子の部を分けて、午前と午後で完全に入れ替える。競技中もマスクを着用を義務として、気合も有声のものを制限して行われました。
拳士たちは、さまざまな制限を受けて、精神的にも厳しい状況に追い込まれながらの大会となりました。
しかし、このような状況下でも大会が出来ることに感謝したいと思います。
午前 女子 単独(規定・自由)、組演武(規定・自由)、団体
大会に関わるすべての人がマスクを着用し、整列時も間隔を取って点呼を取ります。
東京の11月はとても寒い季節となりますが、会場の窓は開けられます。
昼休みを挟み男女の拳士たちが入れ替えとなります。
待機している男子たちに、女子たちが大会の様子を報告します!!
午後 男子 単独(規定・自由)、組演武(規定・自由)、団体
ひな壇の役員、審判も間隔を空けて、マスクで大会の様子を見届けます。
私(福家)は清瀬高校の顧問であるとともに、全国高体連委員長として、観戦します。
最上位大会の全国選抜大会の実行委員長として、その予選会でもある新人大会を見届けます。
大会成績の詳細は東京都高体連少林寺拳法専門部のHP リザルトをご覧ください!!☟
我が清瀬高校少林寺拳法部は昨年度に引き続き、男女ともに総合優勝を果たすことができました!!優勝返還した優勝カップを再び学校に持ち帰ることができました。
同日 日本武道館において全日本学生大会が開催されました!!この大会も異例づくしの大会となりました。各校、各部門1名、1組のエントリーとし、時間で選手を入れ替えし、一定以上の基準を超えた選手に「優秀賞」を授与するとしました。
その大会で、清瀬高校OGの田中綾も活躍してくれました!!もちろん「優秀賞」
学生大会の詳細は、「日体大少林寺拳法部OB会 ~平常心~」をご覧ください!!☟
編集後記
まずは、大会に参加した拳士へ・・心が折れそうになったことも、1回や2回ではなかったと思います。本当によく頑張りました!!お疲れ様!関東選抜、全国選抜のきっぷを手にした選手諸君は、それを果たせなかった選手の思いをもって、東京代表としてがんばってください!君たちのこの経験は、より成長するための財産に、かならずなると信じています。
大会を運営した先生方へ・・お疲れ様でした。正解がなにか、誰もがわからない状況のなかで、生徒の安全安心を最優先にしながら、生徒の輝くための舞台を作り上げた先生方は、陰の主人公です!!準備、片付け、消毒作業など、例年だと選手たちを動員してできたことも各校の先生方が協力して作り上げた大会。誰かが評価してくれるわけではありませんが、こう思いました。「先生は、ほんとうに、生徒のことを真剣に考えているんだな!!」生徒にとって先生方はヒーローです!(生徒がわかっているかは別として・・(笑))
長い休校期間が明けてからも、しばらくの間は居残り活動が禁止され、他校が通常通りの練習をしている間も長いこと、朝練習が練習のメインの期間がつづきました。居残り活動が許可されたのが、大会の3週間前ということもあり、その期間は本当にきつい練習になりました。身体的にも、精神的にも追い込まれていたと思います。昨年度の8部門優勝には届きませんでしたが、3部門優勝、関東選抜13名全国選抜確定が6名は、本当によく頑張りました。先輩方が獲得した総合優勝杯を男女ともに持ち帰れたことはさすがだと思います。特に、2年生、よく折れずに頑張りました!!
次回は、関東選抜大会(栃木・宇都宮)での大会の様子をお伝えします!!