7月に開催できなかったオール東京都大会・・
今できることを・・前を向いて!!
令和2年12月27日(日)東京武道館 大道場
第1部 10時30分~
第2部 13時~
競技種目
組演武 単独演武 団体演武 リモートの部
1,2部に分かられ、会場入場退場も一方通行の導線が設けられ、出来る限りの「密」を避けての開催です。東京武道館の観客席も50パーセント(格子状)の席の設定になっています。
編集者の私は、審判として8時30分から会場設営、審判会議に臨みました。
大会会長の挨拶ののち、コートに直接集合して競技開始です。
競技はマスク着用でも外しても可です。ただし、気合は含み気合のみで、有声の気合は制限されています。
編集者の私は、一部、二部ともに3ラウンド主審を務めさせていただきました。
会議室ではリモートの部の審査が行われていました。
ちなみに・・
昨年度の7月に行われた東京都大会 !!
☝昨年度の大会です!!・・誰が一年後にこのような状況下になると想像したでしょうか?
来年の東京都大会がこのような形でできますように・・!!
午前中の一部が終わり、参加した選手はすべて退館となります。
競技が終わり、会場の前でミーティングです。
ホッと一息・・
番外編
大会の翌日、清瀬高校少林寺拳法部は稽古納めです。基本稽古、鎮魂行のあとにお世話になった道場の大掃除です。
そのあとは、恒例の顧問 福家特製の「豚汁」です。
食べるときも間隔を空けて、無言での食事です。
これが、これからのスタンダードになるのでしょうか?・・
編集後記
この一年は、日本、世界中が試練の年となりました。
高校生、大学生拳士にとってもすべての活動に大きな制限がかかった一年となりました。目には見えないウイルスに、生命、生活、経済、青春時代が翻弄されましたが、目には見えない、日ごろでは当たり前のように感じていた、人と人との絆や、志に助けられた一年でもありました。
この試練の中で、どのように前を向いて歩を進めるか!その人自身の人の質が試されている時期でもあると思います。
東京演武競技会を開催した実行委員会の方々も、この状況下で「いかに拳士たちの成果発表の場の灯を繋いでいくか!!」という思いで企画運営をしていただきました。本当にありがとうございました。例年のような会場が満杯で、歓声で満ちた大会とは程遠い大会ではありましたが、この大会も大きな大きな一歩だと感じました。
私は来年の3月の高校拳士の目標である全国選抜大会の実行委員長を務めます。この東京都連盟の大会の実施が、大きな励みと、エネルギーを貰うことができました。今できることを考えて、安心、安全の大会運営を全力で目指していきます。
今年一年、いろいろな方々にご支援を受けてこの試練の年を乗り切ることができました。本当にありがとうございました。
皆さま、よいお年をお迎えください。