コロナ対策を講じて・・ 都県の代表選手が全力を出し切りました!!
令和3年12月18日(土) 選手受付・公開練習
12月19日(日) 単独・組演武・団体 決勝
編集者より
この1ヶ月ほど日本におけるコロナ新規感染者は全国で200名を切る日が続き、東京都においても1日の新規感染者数が30人を下回る日が続いております。日本国内だけ見れば感染を抑え込めている感があります。しかし、世界に眼を転じれば、オミクロン株の感染拡大により、ワクチン接種が進んでいる国においても、再度ロックダウンの施策を講じなければならない状況であるとの報道が、連日伝わってきています。
この2年間、部活動では常時マスクを着用し、気合は極力出さずに、大会時においてもマスク着用、気合なしのレギュレーションで実施されています。(全国選抜、インターハイはマスク無し、気合いありです)武道の特性として打突の瞬間に気合を発することが自然であり、含み気合のみで稽古、大会を行うことは不自然な状況であり、その極めの動きにも大きく影響を残しています。この状況が2年にも亘っている事に少林寺拳法の指導者としては、大きな懸念を覚えるのを禁じ得ない状況です。
しかし、部員にもよく言うことですが、「今、与えられた状況を冷静に受け止めて、今すべきこと、すべきではないことを見極め、今、やれることに一所懸命になることが大切である」と。全国の高校拳士たちは、大きな制限下で一所懸命稽古を積み上げています。我々、大人や指導者は、彼らのその努力に報いてあげられる環境を作ってあげることが、「今、やれること」です。
群馬県の前橋市に、都県大会を勝ち抜いた熱い思いの高校拳士たちが集結しました!!
18日(土)公開練習
大会会場のマットの感触も確かめます!
宿泊先(清瀬高校宿泊先)では感染対策のため夕食はお弁当を各部屋で食べました・・
夕食後の少しの自由時間で近くのコンビニへ買い出し!!
朝食はアクリル板の仕切りの中で黙食です!!
いよいよ決戦の日!!
編集者の私は、本部審判委員として大会審判の先生方に評価観点の確認、規定技の確認を行う大役を仰せ付かりました。競技中は審判長の横で競技進行を見守りました。
いよいよ競技が始まります!!
全ての競技が終わり、成績発表までの束の間の時間・・緊張感から解放されました!!
感染対策のため、一堂に会しての閉会式は行わず、放送での成績発表を行いました。
選手は観覧席で自分の名前が呼ばれたら立ち上がり、拍手に応えます!!
3部門優勝!!女子総合優勝!!
女子自由単独演武 優勝 清瀬高校 2年 会田 動画をご覧下さい👇
女子規定組演武 優勝 清瀬高校少林寺拳法部 1年 與語・芝野組の動画ご覧下さい👇
大会結果の詳細は下記の東京都少林寺拳法専門部のHPをご覧ください👇
編集後記
熱い大会でした・・
都県の代表選手たちは、辛い思いをしてきた分、この大会にかけてきた想いが例年よりとても強いものがあると感じました。
まだまだ制限が多く、マスク着用で、行動も制限されている状況ではありますが、少しずつ、一歩ずつ前に進んでいる実感はあります。
繰り返しになりますが、今、できることを一所懸命やるのみです。
高校拳士の熱い思いに応えるべく、全国高体連委員長として、全国選抜大会を「安心して」臨めるように進めていきます。
これからも高校拳士、大学生拳士の熱い思いを伝えていきます!!!