福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会「不撓不屈」九転十起!!・・No、1 「競技開始!まで編」

制限下での選抜大会・・多くの方々の熱意が集結し開催!!

高校拳士の底力を!!

令和4年3月25日(金)

常任委員会都道府県委員長、理事長会議・開会式・審査講習会

3月26日(土)

予選 6ラウンド

3月27日(日)

本選 3ラウンド 閉会式 

於 香川県善通寺市 善通寺町市民体育館

今回の大会テーマは「不撓不屈」

どんな困難に出会っても挫けずに前を向いて進んでいこうという思いが込められいます!!

 

編集者より

昨年の24回大会を行った時は、1年後はマスクを付けずに制限なしで開催できるであろう。と考えていました。しかし、感染者数で見ると昨年よりも非常に多く、開催地の香川県においても毎日新規感染者数が400名を超える日が続いております。

この選抜大会実行委員会は昨年12月ごろより本格的に始動しました。当初実行委員長である私からはコート内の競技については、競技規則をいじることなく選手には競技をやらせてあげましょう!と指針を決めて進めてまいりました。しかし、変異株のオミクロン株は従来のデルタ株に比べ感染力が強いことがわかり、またエアロゾル感染の可能性もあることが示唆されている中で、有声の気合いを入れることによる感染拡大の可能性の危険性が否定できない状況となりました。「安心・安全」の大会運営、主催者として大会会場から感染を拡大させてはならない大前提の中で様々な意見を集約し、結果として「有声の気合い」無し。無声の気合(含み気合いのみ)としました。苦渋の決断でありました。

 

今回も昨年と同様、設営・消毒を生徒にお願いをするわけにはいかないので、連盟本部の職員だけでなく、少林寺拳法グループ全体の職員の方々総動員で設営、消毒にあたりました。また、実行委員会として例年の香川県岡山県だけでなく、四国の各県の先生方、大人の拳士の応援を仰ぎ、今回の大会準備にあたりました。

 

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

 

24日(木)会場設営

大会会場には少林寺拳法連盟 川島一浩会長自らジャージに着替えて設営を手伝っていただきました。会長と実行委員長の珍しい(笑)ジャージでのツーショット!!

 

見えないコロナウイルスに様々なものを奪われましたが、見ることができない人の情熱や前に進もうとする気持ちに支えられていることが実感できた、この大会でもありました。




25日(金)

大会運営会議・全国高体連常任委員会

いよいよ選手たちが大会会場へ入館します!!

サーマルカメラでの検温、健康観察シートの提出を経て、ようやく入館できます!!

開会式リハーサル

開会式

少林寺拳法ならではの「鎮魂行」。気持ちを切り替えていきます。

優勝杯・優勝旗返還

選手宣誓

引率責任者会議

 

例年だと全出場校の引率責任者が一堂に会して行われますが、今回の大会のガイドライン、競技上の特別ルールなどをなるべく早い段階で周知するために3週間前に2日間(ブロック別)に分けてZOOM会議を行いました。

 

引率の先生方も通常の引率業務のほかに、選手の健康管理、行動観察を2週間前から行い、出来うる限りの感染対策を講じて、大会会場に生徒をつれてきてくれました。

先生方の「何としても生徒を大会に連れていこう!」という情熱がなかったら、この大会は成立していませんでした。本当にありがとうございました。

 

審判会議

審判の先生方には前日に会場入りして頂き、例年行われている競技に対する審査審判の事項の確認の他に、コロナ対策についても確認して頂きました。

 

大会実行委員長 大会実行委員長 福家から大会の趣旨、特別ルールの説明をさせていただきました。

大会審査のルールの確認を行った後に、審査で使用するタブレットの実習を行います。

今回はその後に、この夏のインターハイから導入される「新・予選競技Ⅱ」の審査実習、評価観点の確認を行いました。

 

16時過ぎに始まった審査実習、講習会が終了したのは19時近くになりました。審判員の先生方、毎年、高校拳士のためにご尽力いただき誠にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

編集後記

この大会の当日を迎えるまでの道のりは、とても長いものでありました。

前述したように、1年前の大会を終えた時には、この25回大会は平時の大会に近いものができると信じていました。しかし、アフターコロナではなく、ウィズコロナでの学校生活、部活動となりました。

実行委員会では何回ズーム会議をしたことでしょう・・それぞれが学校現場で激務をこなしながら、夜遅くまで会議を行い(ズームなので帰路につきながら、帰宅した後でも参加していただきました・・)、情報を出し合い、検討に検討を重ねてきました。

ベストが何なのか?がわからない中で、高校生のために安心・安全な「舞台」を作ろう!!との意気込みだけで進んできました。

この大会に関係した全ての方々に感謝します!!

 

次はいよいよ大会当日、「予選競技から閉会式まで編」です!!

お楽しみに!!!