福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会「不撓不屈」九転十起・・No、2「予選競技開始〜閉会式まで!!」編

見せましょう!高校拳士の底力を!!・・

令和4年3月25日(金)

常任委員会都道府県委員長、理事長会議・開会式・審査講習会

3月26日(土)

予選 6ラウンド

3月27日(日)

本選 3ラウンド 閉会式 

於 香川県善通寺市 善通寺町市民体育館

今回の大会テーマは「不撓不屈」

どんな困難に出会っても挫けずに前を向いて進んでいこうという思いが込められいます!!

 

 

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

 

25日(金)審判会議

前日の夜も審判打ち合わせを長時間行いましたが、最終確認も行います。

審判員の方々も、選手や、引率者、役員と同様に、2週間の健康観察、毎日の健康チェック表の提出、検温・消毒を毎日行っていの入館を求められます。

また、宿泊先に戻ってからも、外出制限などの厳しい行動制限に従っていただきました。

高校連盟を代表して御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

いよいよ競技に向けて、動き出します!!

全ての席は指定席となっており、万が一感染者が判明した場合に追跡調査ができるようにしました。

スタッフも最終確認です。

いよいよです!

予選競技開始

予選が始まりました!!

平時の大会では、この善通寺市民体育館で8コート展開で進行していきますが、感染対策の一環で、コート間の物理的距離を空けるために、選手待機場所でのスペースを確保するために、6コート展開で行いました。

そのために、9時45分に1ラウンドがスタートし、6ラウンドが終了したのが18時過ぎでした。

院卒責任者の方々、審判員の方々、そして、香川県実行委員会、岡山県実行委員会、四国実行委員会のスタッフ、連盟本部の職員の皆さま、長時間大変な精神的緊張を強いられる1日でした。お疲れ様でした。本当にありがとうございました。

 

夜遅く、宿に戻って、夕食の時間、

当然、役員もアクリル板ごしで感染対策を講じて「黙食」です!!

見えづらいと思いますが、編集者の福家です。料理をとるときも手袋をして取ります。

 

 

いよいよ本選の日!!

3月27日(日) いよいよ高校の頂点が決まります!!

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの(全国高体連HP掲載)、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

全ての競技が終わり、成績発表までの間、全日本学生連盟から高校生拳士へのアピールがありました!!

演武を披露してくれたのは、学生大会でトップの日本体育大学明治大学の拳士たちです。

彼らも高校拳法部の出身です。

高校生は、食い入るようにその演武を見ていました!!

今回の大会では、感染対策の一環で、閉会式にアリーナで集合するのは、入賞者のみとしました。そのために、成績発表は放送で行い、呼ばれた選手のみが、アリーナにおりました!!

 

選手たちは指定された席で、声を出さないように放送に聞き入ります。その発表で一喜一憂です・・心の中のため息や、歓声が聞こえたような気がします!!

 

弁論発表・表彰式・閉会式

少林寺拳法特有ですが、弁論の部というのがあります。

少林寺拳法の教えを日常の生活の中でどのように生かしているか!を発表します。

当日は、書類審査で本線に進出した上位3名がこの閉会式の場で発表します。

表彰式

大会実行委員長謝辞

大会実行委員長、そしてコロナ対策委員会委員長である福家が、この大会を創り上げていただいた全ての方々に感謝を込めて謝辞を述べさせていただきました。

常任のメンバーがこの謝辞の様子を動画を撮ってくれて、アップしてくれました。

特に終盤の、選手、高校拳士に向けての言葉は、全国の制限を受けながらも、活動をしている高校生全員に向けての言葉です!!

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閉会の太鼓

 

 

清瀬高校少林寺拳法

清瀬高校少林寺拳法部もがんばりました!!

東京都はコロナ感染者も多く、厳しいガイドラインのもと、部活動もままならない中で、厳しい指導についてきてくれました。

本人たち一人一人が自分自身で課題を見つけ、自主的な練習をできたのではないかと思います。

女子規定組演武 優勝のほか、大健闘でした。

女子規定組演武 一位 與語・芝野組

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女子団体 5位入賞

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編集後記

昨年度と同様に厳しい状況での大会となりました。

今回の大会テーマは不撓不屈

試練を乗り越え、九転十起・・開祖がよく言われた言葉で「七転八起」それ以上に、「九回転んでも十回立ち上がればいい!!」と話されました。

まさに、全国の高校拳士たちは、転んでも、心折られても、立ち上がっています。

まさにその不当不屈の姿勢が、具現化された大会でありました。

最後の実行委員長謝辞でも話をさせていただきましたが、いろいろな関係する人たちの熱意と情熱が集結してこの大会が成し遂げられました。

まだ、コロナ対策委員長としては、対応しなければならない課題がありますが、大会自体としては、大成功であったと考えます。

 

この大会で、再認識したことは、高校生拳士たちの心の強さです。この2年間のコロナ禍での試練の中で、少林寺拳法を通して、より大きく成長しています。私たち大人や指導者が想像するよりも、その想像を超えて、自分が与えられた状況を冷静に受け止めて、その中で、自分が精一杯やれることに正面から向き合い日々を積み重ねています。

これからもコロナ禍の試練は続いていくと思います。

しかし、われわれ拳士はコロナに負けません!!

これからも不撓不屈、われわれは、前に進んでいきます。

 

そんな高校拳士たちの活躍を全力で応援していきたいと思います。

 

この大会に関わった全ての方々に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。