福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

2022 東京都高体連少林寺拳法専門部 冬の合同稽古!!・・再始動!!&稽古納め!!

チーム東京の核となる合同稽古!!

他校の生徒と組んでの「演武組成」・・会場に気合が響き渡りました!! &清瀬高校 稽古納め!

 

 

まずは、高体連 合同稽古の様子をご紹介します!!

令和4年 12月27日(火) 東京武道館 第一、第二武道場

10時〜16時

編集者より

第8波の渦中ではありますが、「ウィズコロナ」の方針により、部活動も、各行事も平時の状況に近づきつつあります。東京武道館においても各武道場のほぼ収容人数もコロナ前と変わりない状況での開催ができるようになりました。

マスク着用ではありますが、昼食を挟んでの終日の行事、そして他校の部員と組んでの演武組成の実施など、「ようやく戻ってきた・・」と感じることのできる1日となりました。

コロナ前では当たり前のことではありますが、気合が響く武道場で、先生同士の会話でも「少林寺拳法は、これがいいよね!!」との会話が弾んでいました。

 

開会の挨拶を東京都専門委員長 帝京高校 工藤先生より

編集者の福家は、今回の合同稽古でも主任講師を務めさせていただきました!!

まずは、補助学生で来てくれた 日体大 59代主将 3年高橋と1年八本を紹介します!!

今回、予定したいた補助学生は4名でした。しかし・・3年谷 と2年 天野がインフルエンザに罹患してしまい・・2名で4人分活躍してもらいました!!

講師打ち合わせにも参加してもらいました!

 

午前中は少林寺拳法のためのウォーミングアップとトレーニング、そして基本稽古と盛り沢山です!!

まずはダイナミック・フレキシビリティー(動的ストレッチ)から

だんだん強度を上げて・・

運用法を取り入れたアップへと進みます!

一番大切な基本稽古へと移ります!!

移動稽古へ

日体大の学生による師範を見て、イメージを高めます!!

午前中の最後は、日体大生による模範演武!!

高校生にはない男女演武です!!

ちなみに髙橋も八本も千葉県 桜林高校の出身です。

 

日体大の学生トップレベルの男女組演武を動画でもご覧ください!!👇

youtu.be

今までは出来なかった・・まだ「黙食」ではありますが、友人との楽しい昼食を挟んで午後の合同稽古の開始です!!

 

午後は他校の生徒同士での演武組成です!!

まずは演武でよく使用される技の解説をします!!

規定技

級拳士

内受突(裏)・突天一・外押受突・内受蹴(表)

有段者

蹴天三・燕返・小手投・上受投

を指定して、四構成の演武を組成していきます!!

 

今回は会場を二会場借りることができているので、第一武道場は有段者(担当 福家)、第二武道場は級拳士(担当 中島先生)で演武組成を行いました!!

初めて組む他校の選手と1時間半の間に演武を完成させていきます。

級拳士4グループ、有段者4グループのそれぞれ最優秀演武の発表会を第一武道場で全員の前で行います。即席ではありますが、息の合った迫力のある演武が披露され、大きな拍手が奥dられました!!

解説を中島先生にお願いしました!!

東京都専門部相談役の大矢先生からの法話です!!

チーム東京の年末恒例となりました!!

煩悩を振り払う108本突で今年の稽古を納めます!!

各校の代表が首座に立ち、号令をかけます!!

東京都副委員長の共栄学園 矢野先生の閉会の挨拶で全ての今年の事業が終了です!!

 

日体大の現役とOB・OGの記念写真!!

 

続いて清瀬高校 稽古納め!!!

他の部活は、やっていませんが、少林寺拳法部は、12月29日(木)が稽古納めです!!

静かな体育館棟に気合が響きます!!

1年生と2年生がそれぞれ単演基本法形を披露し合います。

まずは1年生!

続いて2年生!!

1年生から2年生への感謝の言葉!

2年生から1年生へ激励の言葉!!

大掃除の後に、最後の締めは、清瀬高校拳法部 恒例、顧問特製 豚汁!!です!!

 

 

編集後記

ようやく戻って来ました。

それぞれの学校ではコロナとともにインフルエンザも流行の兆しがあります。事実、日体大の学生もほとんどの部員がこの年末にインフルエンザに罹患しました。

そのような予断を許さない状況ではありますが、確実に「復活の兆し」が見えています。

他校と組んでの演武組成は、この3年間は絶対に実施できませんでした。

しかし、道場の中に、気合が響き、他校の選手と合掌礼だけで、すぐに打ち解け、演武組成ができる。まさに少林寺拳法の本領発揮といったところでしょうか?

 

今年も多くの方々に支えられ、部活動の燈、少林寺拳法の若い拳士の育成が継続することができました。ありがとうございました。本当におせわになりました。

このコロナ禍だからこそ、人の熱意や支援を感じることができます。当たり前の日常を当たり前とせず、日々感謝の気持ちを忘れずに、一日一日を丁寧に誠実に積み上げていきたいと思います。

 

みなさま、良いお年をお迎えください。