すべてのカテゴリーの少林寺拳法拳士が集結するオールジャパンを紹介します!!
清瀬高校少林寺拳法部OG 田中綾 大学生女子の部 優勝!! インカレ優勝に引き続き2冠を達成!
2019年11月23日(土) 公開練習・開会宣言・予選競技
11月24日(日) 本選・閉会式
於 愛知県豊田市 スカイホール豊田
編集者より
高校拳士の最上位大会は、インターハイ、全国選抜大会であり、大学生拳士にとっては全日本学生大会がその頂点を決める大会であります。
このオールジャパンは、競技としてはそれぞれのカテゴリーの頂点を決めるものではありますが、それ以上に年齢、性別、所属の枠を超えて一堂に会し、親睦を深め、拳士としての自覚を確認する大会でもあります。
障がいを持っている方、ご高齢の方、親子や、夫婦などにもそのカテゴリーが用意され、それぞれ立場での修行の成果を発表します!!
今回の大会も2600名を超える拳士が愛知県豊田市、スカイホール豊田に集結しました。
我が清瀬高校少林寺拳法部からは、東京都大会 高校生男子の部優勝の山田、林と高校生女子の部三位の門田、石原が東京都代表として参加しました。(高校生女子の部 優勝の中原、松尾は受験の為に棄権しました)
編集者は、本部審判員としてこの大会に参加しました。
朝一番で審判会議です。
23日(土) 予選競技
愛知県連盟デモンストレーションチームによる演武
夜は全国大会 祝賀会です。編集者(福家)は全国高校連盟理事長でもあるので、高校連盟の代表として参加しました。
明けて・・24日(日) 本選
大学生女子の部、清瀬高校少林寺拳法部OG(明治大学2年)田中 綾が本選に出場!
偶然にも編集者(福家)は決勝審判を務め、教え子の雄姿を審判として厳正に審査させてもらいました。
圧勝で優勝を飾りました!!おめでとう!
日体大少林寺拳法部OBで本部職員として少林寺拳法を牽引している秋元宏介職員と
少林寺拳法独自の部門だと思います!
弁論の部の表彰・・これはほかの武道ではないと思いますが、少林寺拳法の教えを日常でどのように日常実践しているか!また少林寺拳法によりいかに自分が変わっていったか!などを弁論します!
すべての競技が終わり、成績発表・表彰
次回開催地の大阪府連盟の代表から挨拶がありました
すべてが終わり・・
指導している日体大少林寺拳法部の部員も大活躍でありました!!!
インカレに引き続き優勝して2冠を達成した田中 綾と
八王子西道院で修行してオールジャパンでも個人、団体と大健闘した田中と同期の星野美咲と!!
二人が清瀬高校少林寺拳法部の在籍中にTVで取り上げられた映像もどうぞ☟
編集後記
今回のオールジャパンの開催地の愛知県は、三回目の全国大会開催です。前回は2004年ナゴヤドームで開催して2万人を超える関係者が集結しました。今回の大会は令和初の全国大会であり、そして、宗由貴少林寺拳法グループ代表が在任期間中最後の全国大会となりました。大会実行委員長の多月文博先生を始め愛知県の関係の方々は、この大会を迎えるまで本当に苦労を重ねてこられました。その今までのご苦労を知っていただけに、今回の大会を感慨の深い大会でもありました。本当にお疲れ様でした。そして素敵な大会をありがとうございました。
前述したように、いろいろな立場の方々がそれぞれの稽古を積み上げて「少林寺拳法」を満喫しています。障がいを持った方々の生き生きとした演武を観させていただき、「少林寺拳法」の修行の在り方を再認識させていただきました。
高校生、大学生にとっては今しかできない修行の在り方があると思います。体力、気力が最も充実しているこの時期にしかできない少林寺拳法もあると思います。そのせめぎ合いのオールジャパンの中でみんなよく頑張りました。清瀬高校少林寺拳法部の現役は全力を出し切りましたが、予選敗退でした。課題も多く見つかったようで、また一段高いところを目指し邁進してくれると確信しています。
嬉しかったのは、清瀬高校少林寺拳法部を育っていった卒業生が、大学や、道院で少林寺拳法を続けて、そして大活躍してくれていることです。うちの卒業生の多くは大学で少林寺拳法部に入部して少林寺拳法を続けてくれています。学生大会にいくとみんな集まってくれます。顧問としては何よりうれしいことです。
そんな卒業生のなかで競技の部分で大活躍が明大2年の田中綾です。大学2年でインカレとオールジャパンの2冠を達成しました。「快挙」と呼べると思います。これからも謙虚な気持ちと感謝の心を忘れずに、ただひたすらに「高み」を目指してもらいたいと思います。
今回のオールジャパンにも、2600名を超える都道府県、連盟の代表拳士が集まりました。少林寺拳法に自分の人生の生きる価値を見出している人たちがこれだけ多くいることを改めて確認することが出来て、もの凄く感動しました!この大会に関わったすべてのかたに・・「お疲れ様でした。」「ありがとうございました」
次回は冬の東京都高体連の合同稽古の様子をご紹介します!!