チーム東京の加盟校の選手が東京武道館に集結し、冬の合同稽古を行いました!!
9時30分~16時30分
編集者より
年に二回、東京武道館において東京都高体連に加盟している拳士が集まり合同稽古を開催しております。夏の合同稽古は、指導者講習会(体罰撲滅)と生徒に対しては指向別の技術講習を行っております。そして、この冬の合同稽古では、他校の選手と組んで、演武組成(規定技を3つ入れて、即興で演武を作る)を行い、最後に発表を行っております。
今回は130名を超える選手が集まり(冬休みの講習会などで参加できない学校が多くありました。)、今回はじめての試みとして、午前中の基本稽古と並行して、教員研修会を行いました。
今年度より、全国教職員連盟が発足し、東京都教職員連盟もいよいよ本格始動しております。その手始めとして教員の技術力向上、指導力向上を目指し、研修会も行いました。
まずは東京都高体連専門部委員長の堀井先生より、合同稽古開会の挨拶!
つづいて今回の合同稽古の講師である 福家の方より、稽古会の概要説明を行いました。
今回の合同稽古を手伝ってくれる補助学生の紹介
左から日体大3年 澤田(川越東高校OB)
日体大1年 山川(桜林高校OB)
日女体1年 鈴木(共栄学園OG)
基本Ⅰ (動的ストレッチから基本稽古)
一つでも多く学び取ろうと、真剣な眼差しで聞いています!!
生徒の基本稽古と並行して 教員研修会が熱く行われました!!
基本Ⅱは移動稽古と基本技の修練です。
昼を挟み 午後の修練がスタートです!
演武組成に使用する規定技の解説をします。
(蹴天三・燕返・小手投・巻落)
補助学生の模範演武を見てイメージを高めます!!
中学生2グループ、高校生は資格別に3グループに分かれて、他校同士の選手と組んで、5構成の演武を作り上げていきます。
各グループの指導をしていただく指導員を紹介します。
約1時間で演武を作り上げていきます。今回の合同稽古のメインになります。
各グループで演武発表が行われ、それぞれのグループの代表1組を決定します。
その決定はそのグループの生徒自身が審査員を務めます。
その代表者による演武発表!!
演武講評を東京都中学校連盟理事長 早川先生にしていただきました。
これも少林寺拳法独特だと思います。
法話です。担当講師は 全国高校連盟 副理事長でもある 中島先生にお願いしました。
自他共楽についてわかりやすく語っていただきました。
これも恒例になりました。
各学校の代表者の号令による 108本蹴り!!
すべての修練が終わり、各学校で集まり総括が行われ、無事に、盛会のうちに平成最後になる冬の合同稽古が閉会いたしました。
編集後記
とても充実した一日となりました!
年に二回、加盟校の拳士が集結し、親睦を深め、技術を高め合い、切磋琢磨する合同稽古を東京武道館で行っております。
合掌礼ひとつで所属も年齢も資格も超えて分かり合える。それが少林寺拳法です。自分の持てる技術をお互いに教え合い、指摘しあい、高め合っていく。いまさらながら素晴らしい武道だと思います。
演武組成の時間に、他校同士の生徒同士が、お互いに高め合っていく姿をみていると、あらためて、少林寺拳法に、そして、高校拳法部の指導に携わっていることを幸せに思うことができました。教える立場でありながら、生徒の姿に、逆に教えられるおもいです。ありがとう。
これで、東京都高体連の平成30年の行事はすべて終了いたしました。
ほんとうに関係各位の皆さま、お疲れ様でした。ありがとうございました。
この日は、恒例の顧問特製の豚汁で稽古を納めました。
みなさま、良いお年をお迎えください。