3年ぶりに保護者の観覧のもと、東京都の高校拳士たちの底力が爆発!!コロナ禍の復活の狼煙!!
平成4年 5月1日(日)東京武道館 大道場(アリーナ)
9時30分〜開会式・予選競技開始 13時〜決勝・技術講習会・閉会式
編集者より
3年ぶりの有観客での大会が実現しました。
2年前は、コロナ感染拡大により、都総体が中止でした。その年は3月の全国選抜大会中止、インターハイ本大会も中止となりました。そして、昨年は、都総体の大会自体は実施しましたが、開閉会式などは割愛し、競技大会を実施して東京都代表を決定しました。
今年は、相変わらず感染者は多く、東京都においても毎日4千人を超える新規感染者が報告されている状況ですが、複数回のワクチン接種が進んでいることや、重症者が少ない状況を鑑みて、各スポーツイベントや、各種行事はコロナまえの状況に近づきつつあります。
高校の現場では、まだまだ、平時の状況まで戻せてはいませんが、入場人数の制限や、健康観察、座席の指定、各種消毒作業を条件に大会、試合を実施している状況です。
今回の都総体では、出場選手の保護者、そして、所属校の同校生徒の観覧を「可」として実施しました。
先行入場して会場設営です!!・・朝早く集まり、設営してくれた共栄学園、都市大付属高校、昭和、砂川、清瀬の選手諸君、ありがとう!!
昨年までは行われなかった開会式です!!
会場に整列している状況を見ると、コロナ禍で部員減少の状況がわかります・・😭
編集者の福家は全国高体連委員長として来賓席からの参加です。
優勝杯返還
昨年度 総合優勝 男子 城北学園 女子 清瀬高校
選手宣誓
保護者の方の入場では健康観察表の提出と検温が行われます。
座席は各学校、指定席です。
いよいよ予選が始まります!!
ラウンドごとに各コート消毒作業に入ります
今回は競技中のマスク着用の義務はありませんが、「有声の気合」は無しで実施されました・・😭
選手たちはネクストコーナーで手足の消毒をしてからコートに入ります。
予選通過者が発表されます!!
激闘の予選が終わりました・・
昼食を挟み、いよいよ決勝です!!
全ての競技が終わり、成績発表までの間に技術講習会が実施されました。これも3年ぶりの実施です。この講習会では、相対演練はまだできないので、単独基本法形を中心に福家が解説しました。後半ではインターハイで実施される防具着用での「予選競技Ⅱ」の解説を行いました。
予選競技Ⅱの師範は 東京都副委員長の真鍋先生と、強化普及副部長の前田先生に行ってもらいました。
成績発表・閉会式
悔し涙・・嬉し涙が溢れます!!
総合優勝
男子・・城北学園
女子・・清瀬高校
大会結果の詳細は、👇
頑張りました!!
エントリーした全種目でインターハイ出場を決めました!!
そして、一番嬉しかったのは、3年部員全員がインターハイ出場の切符を手にしたことです。
この大会まで本当にいろいろなことがあり、その都度、その試練を乗り越えてきました。
3年全員で練習できたことは、一回もなく、女子団体も大会二日前に、レギュラーメンバーがようやく揃いました・・
本当によくやってくれました!!
女子組演武 優勝 🏆 中田・髙橋組の動画をどうぞ👇
男子組演武 2位 寺田・小宮組の動画をどうぞ👇
女子団体演武 優勝🥇 をどうぞ👇
出場メンバーと📸
見学していた1年生と、合同練習をいつもやっている砂川、昭和、創価のメンバーと📸
5月4日(水・祝)に開催された 第59回 関東学生大会の様子もどうぞ👇
編集後記
大会なので、思うように結果を出せた選手もいれば、多くの選手は思い届かず、悔しい思いをします。今回の大会を見ていて、思ったことは、何かに打ち込み、一生懸命やって、嬉しい思い、悔しい思い、いろんな感情を感じること自体が尊いことだということです。
一位は、1人、あるいは1組、団体であれば一校しかありません。ほかのほとんどは、悔しさを胸に刻むことになります。しかし、大会という目標に向かい、若さの全てをかけ、勉強や、行事と両立しながら、そして、コロナという目えない敵とも戦いながら、このコートに立ち、演武をしたことはそれ自体が尊いことだと強く感じました。これは、選手を見守ってきた保護者、顧問、指導者、全てが感じたことではないでしょうか?
平時の時なら当たり前のように実施し、当たり前のように日程を消化していた大会も、コロナ禍を経験するととてもありがたく、尊いものだと感じます。
これからも全国高校連盟理事長として、一顧問として、若い拳士たちを全力で応援していきたいと、改めて感じることのできる一日となりました!!