全国の高校拳士と指導者とともに!
少林寺拳法を正しく「繋ぐ」!!
編集者より
コロナが明けて、社会も経済も、そして学校生活・部活動も平時に戻ってきました。コロナ前は、隔年で実施されていた地区別講習会も復活しました。これは、少林寺拳法の正しい教えと技法を高校拳士とその指導者に伝達をする目的で始められました。特に、日頃の修練が、「演武」のみに特化したり、その演武自体の組成が、「武的要素」が欠如したものにならないように、日々の修練の仕方も確認していきます。
全国を9ブロックに分けて実施され、12月6日現在、7ブロックが終了しましたので、福家が参加した中国地区と、四国地区の講習会を中心に紹介します!!
それぞれの講習会は競技力向上委員会、普及統制委員会、審査審判委員会から、同じメニューで実施されます。
午前中は、競技力向上委員会から、ダイナミック・フレキシビリティーを活用した、高校連盟発案のウォーミングアップから始まり、基本諸法、運用法です。(私は委員長なので、どの委員会にも所属していませんが、競技力委員長だったこともあり、このコマは担当させていただきます)
昼休みを挟み、普及統制委員会から、競技規則の確認から始まり、メディアトレーニング、そして、中国地区、四国実施されたのは、東ティモールでJACA隊員として派遣され、少林寺拳法を普及している古野さんとズームで繋ぎ、現地の様子や、質疑応答を実施しました。
高校生拳士にとっては、とても刺激になったようです!!
最後のコマは、審査審判委員会から、主に、規定演武のルール、規則の理解、インターハイの予選競技Ⅱの解説を行います。
四国地区では連盟本部を使わせていただきました。
北海道地区ブロック
九州地区ブロック
東海地区ブロック
編集後記
コロナ禍の影響で、少林寺拳法だけでなく、部活動自体が縮小されました。加盟校の部員は、ほとんどの学校で減少しております。しかし、そんな状況下にあっても、目をキラキラさせて汗を流している高校拳士がいて、その拳士たちに応えようとする熱い、熱い、先生、指導者がいます。その存在を確認できて、これからも少林寺拳法は発展していく確信を持てました。
我々、専門部の常任委員会は、その熱い拳士と、指導者を「繋ぎ」そして正しく少林寺拳法を伝承していく使命があります。
毎週のように全国に遠征し、家族にも負担を掛けますが、これからも少林寺拳法の普及発展のために尽力していこうと!実行委員会で夜の打ち合わせ(部屋呑み)では、熱く、熱く語り合っております(笑)
あと、2ブロック、東海地区と関東地区もしっかりと実施したいと思っております!!
次は、関東選抜大会の様子をご紹介したいと思います!!
お楽しみに!!