令和5年12月17日(日)9時00分~16時40分
大会会場 神奈川県寒川町 シンコースポーツ寒川アリーナ
編集者より
コロナ前の学校生活に戻り、部活動も平時の日常を取り戻しつつあります。
大人が考えるより、高校生にコロナ禍が与えた影響は大きく、メンタルの部分で自己肯定感をなかなか持てない生徒が多いように感じます。
そんな中で、自分の変われる可能性を信じ、少林寺拳法の世界に飛び込んできた生徒たちは傷つきながらも前に進もうと、一生懸命、部活に青春をかけています。
今回の大会は昨年よりもレベルが確実に高くなっている感じがします。とくに関東ブロックは全国の強豪校が集まっており、高いレベルを求めるもの同士が集結し、「切磋琢磨」している大会をご紹介します。
コロナ禍の大会ではできなかった都県代表の入場行進!!
優勝杯返還
昨年度 総合優勝校
男子 川越東
女子 清瀬
選手宣誓
いよいよ競技開始です。
今回はすべての種目で 一発決勝です。
緊張感が伝わってきます。
閉会式 表彰式
日体大のOB・OGが顧問として、審判として、大会役員として集合しました。毎回、ミニ同窓会ができるのは、多くの大学がありますが、日体大だけではないでしょうか!?
ちなみに私の左側に(向かって)いるのが、選手時代のパートナー!慶應義塾の顧問で、現在、関東委員長の麻田育弘です!
清瀬高校 頑張りました!!
女子 規定単独、自由単独 の2部門で優勝!!
しかし、悔しさの残る大会でもありました・・連続して獲得していた女子総合優勝は和光国際高校へ。昨年度 優勝を飾った 女子団体も5位入賞に留まりました・・。
だけど全力を出し切りました!!
関東に出場した選手全員が全国の切符を手に入れることができました。このチャンスを生かし、悔しさをバネに全国大会に臨みます。
女子規定単独演武で優勝した 1年 田中の演武を動画でどうぞ ☟
編集後記
選手の気合が会場に響き、入場行進、開閉会式もフルで実施されました。
大会としては当たり前のことかもしれませんが、競技をフルで制限なくできることがとても嬉しいです。
昨年に比べ、どの種目もレベルが上がりました。特に、武的習熟度で言うところの「気迫・気合・冴え」の部分は格段に上がりました。これは、通常の稽古も、しっかりと気合を入れて実施している現れであると思います。各校で減少傾向にある部員数を復活させ、より発展させていくことができれば!と感じました。
指導している清瀬高校は、大会成績では多くの「悔しさ」を残す大会となりました。懸命に稽古を積み上げて、「てっぺん」を目指してきましたが、特に2年生にとって課題を残す結果となりました。しかし、大会が終わってすぐに全国を目指し、上を向いて、高い頂を目指し、稽古を始めました。「挑戦者」として戦いに挑む雰囲気が各自に出てきました。顧問としては、非常に楽しみです。どれだけ彼らが伸びていくのか?私も指導者として全力でサポートしていきたいと思います。
次は、年末の合同稽古の様子をご紹介できればと思います。
お楽しみに!!
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