日体大・中央大の全日本学生大会に向けての立合評価法の強化練習会の様子を紹介します!!
編集者より
中央大学少林寺拳法部に清瀬高校少林寺拳法部のOB・OGが三人いる関係で、中央大学の部員に指導する機会をいただいています。今回は、立合評価法の予選会が近いということで、編集者(福家)が指導している日体大の選手を呼び、中央大学との合同稽古を清瀬高校で行う運びとなりました
平成30年9月30日(日)11時~13時30分
清瀬高校 柔道場
午前中は8時から高校生の練習を行い、11時より合同稽古を開始しました。
高校生は、見取り稽古です
まずは運用法の基本的な動作確認です
少しずつ対人的な動きに上げていきます
清瀬高校2年生1名も混ぜてもらい稽古をつけさせてもらいました
しだいに上げていきます
つぎにボディープロテクターをつけて立合評価法に近づけていきます
攻撃の自分のパターンを繰り返し行います
高校生にとっては何よりの勉強の機会となりました
つぎに相手の攻撃にたいしてカウンターで反撃をする練習を行います。
まずは、そのパターンを指導します
ヘッドガードも付けて練習試合を行いました。
入場から、防具の着脱まで本番と同じ流れで行いました。
有効打の取り方の指導を織り交ぜながら何試合もおこないます。
編集後記
学生のやる気に満ちた一日でした。見取り稽古をさせてもらった清瀬高校の部員も、大学生の迫力ある運用法に圧倒されているようでした。
各大学で立合評価法の予選会に向けて、激しい稽古で実力を上げている時期になりました。特に、立合評価法(他大学と自由に打突を出し合い、優劣をきめます。)は、その競技のルールで何回も、何回も身体に動きを刷り込んでいかなければレベルアップをはかることはできません。(演武競技ももちろん、数を掛けて実力をあげていきますが・・)
前述しましたが、中央大学に卒業生が三人在籍している関係で、ここ近年、中央大学とのご縁をいただいております。今回は、立合に向けて指導をしてほしいとのことで、日体大の学生との合同稽古を企画しました。
この日は非常に強い勢力を保ったまま上陸をした台風24号の関東通過を目前に行いました。時間を前倒しして、三時間の予定を二時間半にまとめておこないましたが、非常にやる気に満ちた稽古会となりました。後半の模擬試合を見取り稽古をさせてもらった高校の部員も、とても刺激になったようで、顧問としても、指導員としても相乗効果のあった一日となりました。
立合評価法予選会は10月14日(日)に行われます。あと2週間、それぞれの大学で追い込みをかけて、中大、日体大ともに全日本学生大会の本選に駒を進めてもらいたいものです。
今回の合同稽古を見取り稽古させてもらった清瀬高校少林寺拳法部の部員たちは、そのレベルの差を羨望の眼差しでみるだけでなく、そのレベルに絶対追いついてやるんだ”!とモチベーションを上げてくれたと信じています!!