この時期の地固めの練習が実力を上げていきます!!
編集者より
清瀬高校少林寺拳法部を卒業したあと、OB・OGは各大学で少林寺拳法を続け活躍をしてくれています!!
今回は、中央大学、東京理科大に進学しそれぞれ少林寺拳法部の幹部になった、東京理科大少林寺拳法部 主将 青木と中央大学少林寺拳法部 副主将 村杉から連絡があり「合同稽古をやるので是非講師として来てください!」とのことでした。当初なかなかスケジュールが合わずに実現できませんでしたが、ようやく合同稽古を実施することができました!
部活動の顧問としては、卒業生がそれぞれの大学で活躍し、その卒業生たちから声が掛かるのは、指導者として何よりのよろこびであります!!
中央大・東京理科大・高校合同稽古会
2019年 2月11日(月・祝) 13時~16時
東京理科大学 体育館
飯田橋の駅をでると東京理科大 少林寺拳法部の皆さんが待っていていただきました。
当初は大学の合同稽古で行うつもりでしたが、せっかくなので、指導している清瀬高校、砂川高校、昭和高校も参加させてもらいました。
二つの大学の部員たちと、高校生が続々と東京理科大体育館に集まってきました。
13時 開会 まずは今回の発起人である 東京理科大 主将 青木俊輔から、稽古会の開会と講師紹介
今回の講師をさせていただいた福家から今回の稽古会の趣旨と、内容の説明をおこないました。
まずは、高校連盟でも行っている 動的ストレッチ(ダイナミック・フレキシビリティ)を説明を加えながら行っていきます!
少しずつ強度を上げて、アジリティトレーニングに移っていきます。
基本稽古 すべての基本になる基本稽古は、自分の身体の動かし方をイメージできるように、一つずつ動作の確認をしながら行います。
単演基本法形で少林寺拳法の技法の基本動作の確認をしていきます。
その基本稽古でイメージできた動作で移動稽古に移行していきます!
続いて基本稽古を生かし、相対練習で、演武でよく使用される技を練習していきます!!
続いて運用法、乱捕り稽古に入っていきます。稽古の中には必ず運用法を入れます。
実践的な間合いや身体の操り方を、まさに身体で覚えていきます!!
続いて柔法(抜き技、関節技など)の基本的な原則を確認していきます!
この後は 大学生(茶帯以上:中上級)と高校生と大学生(緑帯:初級、中級)に分かれて、大学生の方を福家が、高校生を 清瀬OBの青木と村杉が担当します!!
閉会 総括
福家の方から、今回の合同稽古会の総括をさせていただきました。
あっという間の3時間でした・・
編集後記
非常に心地よい疲労感の残った3時間でありました。
前述しましたが、今回の発起人の二人は、高校で初めて少林寺拳法に出会い、3年間厳しい練習に耐えて高校でも結果をだして、しかも大学に進学しても少林寺拳法を続けてくれている二人です。そんな教え子から依頼されてこのような合同稽古ができることは、まさに教師冥利に尽きます!!幸せを感じながら、指導をできる半日でありました。
この稽古会を実施するにあたり、東京理科大、中央大学の監督の先生方には、寛大なご理解、ご協力をいただきました。誠にありがとうございました。
この時期にしっかりと字固めをする基本稽古が何よりも大切です。大会前はその競技種目に合わせた練習をせざるを得ない状況になっていきます。1月、2月は寒い時期ではありますが、大きな大会がないこの時期に、どれだけ地道に基本稽古を積み上げたかが、大会シーズンに大輪の花を咲かせることに繋がっていくのです。
これからも高校生、大学生拳士のために何ができるか?を考え続ける1年にしていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。