福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

2022 インターハイ少林寺拳法競技大会 四国総体 準決勝・決勝・閉会式 NO,2

高校日本一を決めるインターハイ!!激戦の行方は!!

コロナない負けない!不撓不屈の高校拳士たち!!

~燃え上がれ 我らの闘志 四国の大地へ 〜



令和4年7月28日(木) 出場校受付 大会運営会議・全国常任委員会都道府県委員長会議(総会)・審判会議・審判講習会

29日(金) 開会式・予選

30日(土) 準決勝

31日(日) 決勝・閉会式

 

於 高知県立春野 総合運動公園体育館

30日(土) 準決勝・予選競技Ⅱ

単独演武・団体演武は準決勝!!

組演武は予選競技Ⅱを実施です。

掲載の写真・動画は全国高体連および大会実行委員会に許諾を得た全景写真及び、本人に許諾を得たものを使用しています



 



編集者より

我々、高校専門部、高校連盟の執行部では、高校拳士の武的習熟度をレベルアップするために

全国を回って、指導者講習会、生徒幹部向けの講習会を実施してまいりました。しかし、普段の稽古をそれに向けて根本的に変えていくには、大会自体の競技を見直していくことが大切であるとの考えに至りました。しっかりとした少林寺拳法の技の習得、そしてそれを運用できる技術の育成を、拳士の安全を担保しながら長年に亘り進めてまいりました。

昨年までの予選競技Ⅱをより発展させるために、ヘッドガード、、ボディープロテクター、拳サポーター、男子はファールカップを着用しての競技を今年より導入しました。

この導入に関して、我々執行部は、ルールの整備、審査基準の見直し、選手の安全を確保するための方策を長年詰めてまいりました。

この高知インターハイはその新・予選競技Ⅱの初回となる節目となる大会でした。

 

招集場所では、念入りにファールカップやボディープロテクターのつけ方を説明、確認しました。

 

実行委員の方々は、毎ラウンドごとに丁寧な消毒作業を迅速に行っていただきました。

本当にありがとうございました!!

 

女子団体は準決勝コート2位通過で、翌日の決勝に向けて闘志が上がっています!!

今回、大会役員なので、部員とは別行動なので、心細い思いをさせてしまいました😭

 

31日(日)決勝・閉会式

 

 

 

 

地元高校生は初めて少林寺拳法を見たようです。

口々に「かっこいい!!

と言ってくれました。 

私はひな壇で、地元実行委員の高校生の動きを見ていましたが、「感動」しました。

選手が入場してくる前から結手で姿勢を崩さずに待機し、選手の「正面に礼」「審判に礼」に」合わせて合掌礼をしてくれました。

 

全ての競技が終わり、閉会式

成績発表・表彰式

男女団体演武 それぞれ1位!! 千葉県 志学館高校!! 男女アベック日本一!!

おめでとうございます!! さすがです!!

村田先生! おめでとう!!

 

清瀬もがんばりました。

インターハイ11名出場!!

 

思った結果ではありませんでしたが、女子団体は8位でした。

3年生女子と

閉会式での地元実行委員会の方々へのお礼の挨拶を専門委員長、競技委員長で福家が行いました。



それを執行部の本間先生が撮ってくれて編集をしてくれました。是非とも少林寺拳法競技のインターハイの雰囲気を感じてください👇

youtu.be

選手が帰路についた後も、実行委員の先生方、高校生たちは最後の片付けに汗を流してくれました。

今回の大会の実行委員長を務めていただいた 石田先生と会長、部長、競技委員長とのフォーショット!!

 

全てが終わり、感動の余韻に浸りながら帰路につきました。

高知の皆さん、本当にありがとうございました。

 

編集後記

熱く、感動的な大会でありました。

このコロナ禍でさまざまなことが奪われました。

しかし、だからこそこの3年間の長いコロナとの戦いの中で気づいたことも多くあります。

人と人とのつながり」です。

視察の時の記事でも書きましたが、

高知家

とは「人と人とのつながりを大切にし、来県された方々を家族のようにお迎えする。一つの家族、大家族なので「高知家」」

これはまさに少林寺拳法が大事にしている人とのつながり、他人のことを真剣に考える

自他共楽」と通じます。

この大会では、コロナまえの平時の大会では、忙しさの中に埋没してしまいがちな、支えてくれる人への感謝がとても実感できる大会でした。

 

課題も多くあり、予選競技Ⅱでは失格者が多数出てしまいました。

これは、競技の周知が不十分であったことが一因であります。今後の執行部の大きな課題であります。部活動をしている指導者の方へ、部員たちへの正しい伝達が必要です。

 

この厳しい状況下の中で、前を向いて、指導者を信頼して邁進している拳士ためにも、我々も全力を尽くして行かなければと感じました。

 

最後に、

 

この大会に関わったすべての人に感謝します!ありがとうございました!!

 

2022 インターハイ少林寺拳法競技大会 四国総体 前日〜開会式・予選  NO,1

高校日本一を決めるインターハイ!!いよいよ始まる!!

コロナない負けない!不撓不屈の高校拳士たち!!

~燃え上がれ 我らの闘志 四国の大地へ 〜

 

令和4年7月28日(木) 出場校受付 大会運営会議・全国常任委員会都道府県委員長会議(総会)・審判会議・審判講習会

29日(金) 開会式・予選

30日(土) 準決勝

31日(日) 決勝・閉会式

 

於 高知県立春野 総合運動公園体育館

 

私は全国高体連委員長としてインターハイでは競技委員長を務めますので、諸会議前日の28日(水)に高知入りしました。

地元高校生 6校 150名の補助生徒として今回のインターハイを作り上げてくれました!!

君たちのおかげで大会が実施でしました!!

編集者より

コロナ観戦拡大は止まらず、新規感染者最多を日々更新している状況です。

しかし、我々は前に進みます!!

会場の収容人数の関係もあり、今回も「無観客」で実施します。しかし、コート内では制限なく「有声の気合あり」で競技は行います。

インターハイ各競技でコロナ感染により辞退校が出ています。少林寺拳法競技も例外ではなく、残念ながらコロナにより出場を断念した学校もありました。

各校、細心の注意を払い感染対策を講じて、この高知の春野総合運動公園体育館を目指します。

掲載の写真・動画は全国高体連および大会実行委員会に許諾を得た全景写真及び、本人に許諾を得たものを使用しています

 

28日(木)運営委員会・全国常任委員会・,都道府県委員長会議(総会)・審判会議・審判講習会

生徒の方は、出場校受付をした後は、宿泊先に向かいます。

 

明日に向けてしっかりと夕食を「黙食」で撮ります。

29日(金) 開会式・予選

開会式リハーサル

コロナ禍で縮小開会式なので入場行進はありません。

そして、1ラウンド出場者だけの開会式です。

優勝杯返還

選手宣誓

高校生活動推進委員会 副委員長 外崎怜奈さんと会長、部長のスリーショット!!

外崎さんはしっかりと合掌礼で挨拶をしてくれました!!高知県のおもてなしの精神が溢れる挨拶でした!!

 

いよいよ予選が始まります!!

激戦の予選の火蓋が切られました!!

少林寺拳法グループ代表であり、少林寺拳法連盟の 宗 昂馬会長とのツーショット!!

会長が自撮りで撮ってくれました!! いつも高校拳士のための育成にご理解、ご支援をいただき誠にありがとうございます!!

編集後記

熱い戦いの火蓋は切られました。

まだまだフルバージョンとは行きませんが、コロナ禍の大会運営がわかってきました。コロナを正しく恐れながら高校拳士の稽古の成果の発表の舞台を作り上げていくことが、我々、指導者、高体連執行部の役目です。

気合が響く体育館は、やはりいいものです。

この試練の中で積み上げてきた都道府県の代表選手たちはとても輝いて見えました!!

 

次は準決勝・決勝の様子を紹介します!!

 

高知インターハイに向けて!

インターハイ強化練習会!!&東京都高体連合同稽古!!

『チーム東京』一丸となってインターハイに向かいます!! 

編集者より

いよいよインターハイが近づいてきました。しかし・・新型コロナウイルスの変異株(BA5)の感染力は非常に強力で、東京都の新規感染者は毎日2万人を超え、4万人を超える日もあります。本校でも毎日感染者の報告があり、感染の脅威は身近に感じられます。

そんな厳しい状況下ではありますが、「チーム東京」は歩みを止めません!!

十分な感染対策を講じならがら、インターハイ強化練習会・合同稽古を実施しました。

 

インターハイ強化練習会(1回目) 7月18日(月・祝) 於 清瀬高校

全体で最も重要な、基本稽古と、単演基本法を確認した後に、「通し稽古」を行い、最終アドバイスをしました。

 

東京都高体連合同稽古 (インターハイ強化練習会2回目)

7月25日 於 東京武道館 大道場

午前中は全体で少林寺拳法のためのトレーニングと全体で基本稽古を行いました。

 

指定席で「黙食」です!!

昼休みの後、
午後は有段者、級拳士に分かれて、剛法、柔法を班ごとに稽古をします。そして、インターハイ出場者は強化練習会2回目を行いました。

久しぶりの昼食を挟んでの一日練習、心地よい疲労感です!!

編集後記

コロナウイルス感染が本当に身近に感じられる中、合同稽古が、感染対策を講じて開催されました。

今回も主任講師として東京都の加盟校の生徒の前に立たせていただきました。

生徒にも言いましたが、「感激」しました。

長い長いコロナ禍で一堂に介しての練習の機会がことごとく奪われました。今までの感染状況の中で過去最多の感染者数を更新している毎日ですが、社会活動、経済活動を止めない「ウィズコロナ」に大きく舵を切っている状況で、かつての稽古会が戻ってきました。

まだまだフルバージョンではありませんが、みんなでお互いに切磋琢磨できるこの光景はとても嬉しいものでした。

 

この記事を書いているのは、インターハイ競技委員長として高知入りして2日目です。明日から予選、準決勝、決勝と熱い戦いの火蓋が切られます。この3日間が安心・安全な大会で、高校拳士の最上位大会としての晴れ舞台となるように全力を尽くします!!

 

コロナに負けるな!!不撓不屈の高校拳士たち!!

 

次回は熱い熱い、インターハイの様子をご紹介します!!

お楽しみに!!



 

2022四国総体(インターハイ)に向けて・・抽選会、運営会議!!

カウントダウン・・あと3週間で、高知インターハイ!!

令和4年7月2日(土) 四国総体少林寺拳法競技大会 抽選会 

     3日(日) 大会運営会議   於 高知市春野総合運動公園 体育館 

編集者より

いよいよインターハイが近づいてまいりました!!

まだまだコロナ前の大会運営とはいきませんが、一歩ずつ、少しずつ、やれることが増えてきている状況です。今回の大会では、他の競技は有観客で行う種目も多くあります。しかし、少林寺拳法の競技特性や体育館の収容人数の関係もあり、少林寺拳法競技では無観客で開催します。

しかし、全国選抜で叶わなかった「有声の気合」を入れての競技を行います。7メートルのコート内では、選手にフルバージョンで競技をやらせてあげたい!!ことを最優先にいたしました。(その代わり、審判の先生方には、マスクにフェイスシールドを着用していただき、ご不便をおかけします・・😭)

 

私は全国高体連の委員長として抽選会と地元実行委員会の方々との最終打ち合わせに、高知県に行ってまいりました!!

高知龍馬空港に降り立つと、空港にもインターハイ歓迎のポスターや幟が至る所にありました!!

今回の大会実行委員長を務める高知県専門部委員長の石田先生が、空港まで迎えに来てくれました!!

実行委員長と大会の幟!!

他の全国専門部の常任委員の方と、会場に向かう前に、桂浜の坂本龍馬像にご挨拶をして参りました!!

会場の春野総合運動場では、少林寺拳法のほかに、剣道競技、硬式テニスも行われます!!とても広大な敷地に体育館はそびて立っています。

この抽選会には、高知県実行委員会の方々のほか、次年度開催地の北海道実行委員会、2年後の開催地の佐賀県実行委員会、行政責任者の方々も出席されました。

インターハイは、数年前から準備され、担当の先生方は、2年前ほど前から、行政(市役所)に出向します。

今回の大会運営の要である中村さん👇 ・・大役、ほんとにお疲れ様です!!

お世話になります🙏

いよいよ抽選会となります。

この抽選会の様子は録画され、後日公開されます。

抽選会の進行をリモートで常任委員の本間先生から説明があります!

私は、最初の第1ポッドの抽選を行うボタンを押す大役を仰せ付かりました。

第2ポットは副委員長の中島先生が、第3ポットは事務局長の岡澤先生がボタンを押します!!

滞りなく抽選会が終了しました。

抽選会の閉会の辞は、高知県実行委員会の委員長石田先生!

続いてコロナ感染対策の最終打ち合わせを閉館時間ギリギリまで行いました💦



明けて・・昨日の晴天とは変わり、台風の影響で雨が降る中、横目に名所?(ガッカリとの噂があるとかないとか・・)のはりまや橋を見ながら、車で会場に向かいます!

 

3日(日)大会運営会議

まずは、会場を最終視察します!!

 

会場は広く、観客席も十分です!!

課題があるとすれば、二階から一階への導線が、階段一箇所しかありません・・。

細かく打ち合わせをしていきます。

ギリギリまで打ち合わせを行い、東京に戻ります・・💦

編集後記

「高知家」

空港にも、街中にも至る所に「高知家」の看板や、表示が・・

最初は、有名な家系ラーメンの店の宣伝か(笑)、はたまた、有名な料亭の看板か?(笑)などと見過ごしていましたが、実行委員長の石田委員長から解説が・・

 

高知の人間は、高知に来た人を家族のように接する、大家族の意味も込めて「高知家」なんですよ!!とのこと。

市長のHPでの言葉を抜粋します!!

「ご近所さんも、初対面の人も、大事にする。高知県には、都会で失われかけている、「人と人とのつながり」が息づいています。まるで高知県がひとつの大家族かのように。ぜひ家族のあたたかさを感じてください。」

まさに、大家族の中でインターハイが開催されることに感謝です!!

いよいよ3週間後です!!

 

選手諸君!! 

最高の舞台を作って待っています!!

 

今、やれることをやりきって、

心と身体を整えて、

「高知家」に来てください!! 

第53回関東高等学校少林寺拳法大会!!一歩ずつ前へ!!

予選・本線を実施!!選手が一堂に介して関東大会が実施!!

多くの学校ではこの大会で3年生が引退!!・・お疲れ様でした。

令和4年6月4日(土)  単独演武(男・女)、組演武(男・女) 予選

6月 5日(日) 単独演武(男・女)、組演武(男・女)、団体演武(男・女)決勝     

編集者より

各都県で勝ち抜いた選手たちが一堂に介した関東大会。

個人種目は6位まで、団体は3位までの代表が関東大会に進んできます。昨年は密を避けるために、土曜日は単独演武の決勝、日曜日は組演武、団体演武の決勝と分散開催を実施しました。

今年は、平時の大会を同じように、土曜日に予選、日曜日に決勝と、少しずつではありますが、前に進んでいる実感があります。

今回の大会も有声の気合は禁止として、無声の気合い(含み気合可)として実施しました。昨年と違うのはマスクは外しての競技ということで通常の大会に近づいていることを選手も感じているようでした。

掲載の写真・動画は関東大会実行委員会に許諾を得た全景写真及び、本人に許諾を得たものを使用しています

6月4日(土) 各種目 予選

 

編集者は、昨年の関東選抜大会に引き続き、審判アドバイザーとして、審査基準の確認、各コートでの審議事項の確認をする大役を仰せつかりました!!

いよいよ熱戦の火蓋が切り落とされました!!

 

大会結果はすぐにWEB上で公開され、会場ではため息ともとれる声が漏れていました

・・。

 

予選が終わり、帰路に着きます・・

宿舎に戻り、楽しみの食事!!

食堂の前で検温、消毒、そして、各自手袋をして食器を取りに行きます。

昨年あったアクリル板はない状況で、「黙食」・・いただきます!!

束の間の自由時間!!

 

 

明けて・・

6月5日(日) 決勝

私は審判長席で、競技全体を見守ります。

いよいよ各種目の決勝です!!

すべてが終わり・・開放感!!

 

清瀬高校少林寺拳法

今回も頑張りました!!

出場拳士全員が決勝進出!!

女子単独 優勝!!

女子団体 準優勝!!

女子組演武 5位入賞!!

女子総合 2位!!

強豪ひしめく中でよく頑張りました!!

女子単独演武 優勝 光田 の動画をどうぞ👇

youtu.be

女子団体演武 第2位 清瀬高校少林寺拳法部 をどうぞ👇

youtu.be

大会成績の詳細は👇

tokyo-shorinjikempo.org

 

解き放たれて・・帰路に着きます!!

 

編集後記

今回も多くの方々の熱意が集まって、大会が実現しました。

コロナ感染者数を全国的に減少稽古にあり、感染対策による自治体による制限は解除されている状況です。しかし、教育現場では、引き続き厳しいガイドラインにより学校生活が制約を受けて要る状況が続いております。

健康観察はもちろん、清瀬高校では、大会前、大会後のPCR検査が実施されました。ウィズコロナの中で、「制限された中でいかに高校生の部活動を充実させ、その成果の発表の場を確保してあげられるか!!』が私たち部活動の顧問、指導者、大会運営役員の使命となっています。

生徒を見守る大人も、生徒たち自身も、少しずつではありますが、全てを奪われたあの時より前に進んでいる実感を持っていると思います。

 

多くの学校では、前回の各都県の予選会、もしくはこのブロック大会(関東大会)で三年生が部活を引退します。今年の三年生は、一年時、学校生活自体が大きく制限を受け、クラスメイトが全員集まって授業を受けることがない状況からのスタートでした。当然、各種大会は中止となり、ようやく新人大会から部分的に解除されるところからの部活動の始まりでした。2年、3年と少しずつ、少しずつ、足元の一段一段を歩むような学校生活でありました。心が折れたこともあったと思います。それでも、踏みとどまって、前を向いて歩みを止めずにここまで続けてくれました。本当にお疲れ様でした。試練に向かい歩む姿は、後輩たちは決して忘れません。

全国の引退した3年生に感謝と敬意を表したいと思います。ありがとう!!お疲れ様でした!!

 

清瀬高校の三年生はありがたいことに、全員がインターハイに進むことができます!!東京都の代表である重責を果たすためにこれからも全力で積み上げていきたいと思います。

 

全国高体連専門部委員長としては、部活の全てを掛けて積みあげてきた高校剣士のために最高の舞台、インターハイを作り上げたいと思います。

 

次回はインターハイ抽選会、視察の様子をお伝えしたいと思います!!

お楽しみに!!

令和4年度 東京都総合体育大会少林寺拳法大会!! 

3年ぶりに保護者の観覧のもと、東京都の高校拳士たちの底力が爆発!!コロナ禍の復活の狼煙!!

平成4年 5月1日(日)東京武道館 大道場(アリーナ)

9時30分〜開会式・予選競技開始  13時〜決勝・技術講習会・閉会式

編集者より

3年ぶりの有観客での大会が実現しました。

2年前は、コロナ感染拡大により、都総体が中止でした。その年は3月の全国選抜大会中止、インターハイ本大会も中止となりました。そして、昨年は、都総体の大会自体は実施しましたが、開閉会式などは割愛し、競技大会を実施して東京都代表を決定しました。

今年は、相変わらず感染者は多く、東京都においても毎日4千人を超える新規感染者が報告されている状況ですが、複数回のワクチン接種が進んでいることや、重症者が少ない状況を鑑みて、各スポーツイベントや、各種行事はコロナまえの状況に近づきつつあります。

高校の現場では、まだまだ、平時の状況まで戻せてはいませんが、入場人数の制限や、健康観察、座席の指定、各種消毒作業を条件に大会、試合を実施している状況です。

今回の都総体では、出場選手の保護者、そして、所属校の同校生徒の観覧を「可」として実施しました。

 

先行入場して会場設営です!!・・朝早く集まり、設営してくれた共栄学園、都市大付属高校、昭和、砂川、清瀬の選手諸君、ありがとう!!

 

昨年までは行われなかった開会式です!!

会場に整列している状況を見ると、コロナ禍で部員減少の状況がわかります・・😭

編集者の福家は全国高体連委員長として来賓席からの参加です。

 

優勝杯返還

昨年度 総合優勝 男子 城北学園  女子 清瀬高校

選手宣誓

保護者の方の入場では健康観察表の提出と検温が行われます。

座席は各学校、指定席です。

いよいよ予選が始まります!!

ラウンドごとに各コート消毒作業に入ります

今回は競技中のマスク着用の義務はありませんが、「有声の気合」は無しで実施されました・・😭

選手たちはネクストコーナーで手足の消毒をしてからコートに入ります。

予選通過者が発表されます!!

激闘の予選が終わりました・・

昼食を挟み、いよいよ決勝です!!

全ての競技が終わり、成績発表までの間に技術講習会が実施されました。これも3年ぶりの実施です。この講習会では、相対演練はまだできないので、単独基本法形を中心に福家が解説しました。後半ではインターハイで実施される防具着用での「予選競技Ⅱ」の解説を行いました。

 

予選競技Ⅱの師範は 東京都副委員長の真鍋先生と、強化普及副部長の前田先生に行ってもらいました。

成績発表・閉会式

悔し涙・・嬉し涙が溢れます!!

総合優勝

男子・・城北学園

女子・・清瀬高校

大会結果の詳細は、👇

tokyo-shorinjikempo.org

 

清瀬高校少林寺拳法

頑張りました!!

エントリーした全種目でインターハイ出場を決めました!!

そして、一番嬉しかったのは、3年部員全員がインターハイ出場の切符を手にしたことです。

この大会まで本当にいろいろなことがあり、その都度、その試練を乗り越えてきました。

3年全員で練習できたことは、一回もなく、女子団体も大会二日前に、レギュラーメンバーがようやく揃いました・・

本当によくやってくれました!!

 

女子組演武 優勝 🏆 中田・髙橋組の動画をどうぞ👇

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男子組演武 2位 寺田・小宮組の動画をどうぞ👇

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女子団体演武 優勝🥇 をどうぞ👇

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出場メンバーと📸

見学していた1年生と、合同練習をいつもやっている砂川、昭和、創価のメンバーと📸

5月4日(水・祝)に開催された 第59回 関東学生大会の様子もどうぞ👇

www.heijoushin.jp

編集後記

大会なので、思うように結果を出せた選手もいれば、多くの選手は思い届かず、悔しい思いをします。今回の大会を見ていて、思ったことは、何かに打ち込み、一生懸命やって、嬉しい思い、悔しい思い、いろんな感情を感じること自体が尊いことだということです。

一位は、1人、あるいは1組、団体であれば一校しかありません。ほかのほとんどは、悔しさを胸に刻むことになります。しかし、大会という目標に向かい、若さの全てをかけ、勉強や、行事と両立しながら、そして、コロナという目えない敵とも戦いながら、このコートに立ち、演武をしたことはそれ自体が尊いことだと強く感じました。これは、選手を見守ってきた保護者、顧問、指導者、全てが感じたことではないでしょうか?

平時の時なら当たり前のように実施し、当たり前のように日程を消化していた大会も、コロナ禍を経験するととてもありがたく、尊いものだと感じます。

 

これからも全国高校連盟理事長として、一顧問として、若い拳士たちを全力で応援していきたいと、改めて感じることのできる一日となりました!!

 

第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会「不撓不屈」九転十起・・No、2「予選競技開始〜閉会式まで!!」編

見せましょう!高校拳士の底力を!!・・

令和4年3月25日(金)

常任委員会都道府県委員長、理事長会議・開会式・審査講習会

3月26日(土)

予選 6ラウンド

3月27日(日)

本選 3ラウンド 閉会式 

於 香川県善通寺市 善通寺町市民体育館

今回の大会テーマは「不撓不屈」

どんな困難に出会っても挫けずに前を向いて進んでいこうという思いが込められいます!!

 

 

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

 

25日(金)審判会議

前日の夜も審判打ち合わせを長時間行いましたが、最終確認も行います。

審判員の方々も、選手や、引率者、役員と同様に、2週間の健康観察、毎日の健康チェック表の提出、検温・消毒を毎日行っていの入館を求められます。

また、宿泊先に戻ってからも、外出制限などの厳しい行動制限に従っていただきました。

高校連盟を代表して御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

いよいよ競技に向けて、動き出します!!

全ての席は指定席となっており、万が一感染者が判明した場合に追跡調査ができるようにしました。

スタッフも最終確認です。

いよいよです!

予選競技開始

予選が始まりました!!

平時の大会では、この善通寺市民体育館で8コート展開で進行していきますが、感染対策の一環で、コート間の物理的距離を空けるために、選手待機場所でのスペースを確保するために、6コート展開で行いました。

そのために、9時45分に1ラウンドがスタートし、6ラウンドが終了したのが18時過ぎでした。

院卒責任者の方々、審判員の方々、そして、香川県実行委員会、岡山県実行委員会、四国実行委員会のスタッフ、連盟本部の職員の皆さま、長時間大変な精神的緊張を強いられる1日でした。お疲れ様でした。本当にありがとうございました。

 

夜遅く、宿に戻って、夕食の時間、

当然、役員もアクリル板ごしで感染対策を講じて「黙食」です!!

見えづらいと思いますが、編集者の福家です。料理をとるときも手袋をして取ります。

 

 

いよいよ本選の日!!

3月27日(日) いよいよ高校の頂点が決まります!!

※ブログに掲載している写真、動画については、全国高体連少林寺拳法専門部に許諾を受けたもの(全国高体連HP掲載)、あるいは本人に掲載の承諾を得たものを使用しています。

全ての競技が終わり、成績発表までの間、全日本学生連盟から高校生拳士へのアピールがありました!!

演武を披露してくれたのは、学生大会でトップの日本体育大学明治大学の拳士たちです。

彼らも高校拳法部の出身です。

高校生は、食い入るようにその演武を見ていました!!

今回の大会では、感染対策の一環で、閉会式にアリーナで集合するのは、入賞者のみとしました。そのために、成績発表は放送で行い、呼ばれた選手のみが、アリーナにおりました!!

 

選手たちは指定された席で、声を出さないように放送に聞き入ります。その発表で一喜一憂です・・心の中のため息や、歓声が聞こえたような気がします!!

 

弁論発表・表彰式・閉会式

少林寺拳法特有ですが、弁論の部というのがあります。

少林寺拳法の教えを日常の生活の中でどのように生かしているか!を発表します。

当日は、書類審査で本線に進出した上位3名がこの閉会式の場で発表します。

表彰式

大会実行委員長謝辞

大会実行委員長、そしてコロナ対策委員会委員長である福家が、この大会を創り上げていただいた全ての方々に感謝を込めて謝辞を述べさせていただきました。

常任のメンバーがこの謝辞の様子を動画を撮ってくれて、アップしてくれました。

特に終盤の、選手、高校拳士に向けての言葉は、全国の制限を受けながらも、活動をしている高校生全員に向けての言葉です!!

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閉会の太鼓

 

 

清瀬高校少林寺拳法

清瀬高校少林寺拳法部もがんばりました!!

東京都はコロナ感染者も多く、厳しいガイドラインのもと、部活動もままならない中で、厳しい指導についてきてくれました。

本人たち一人一人が自分自身で課題を見つけ、自主的な練習をできたのではないかと思います。

女子規定組演武 優勝のほか、大健闘でした。

女子規定組演武 一位 與語・芝野組

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女子団体 5位入賞

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編集後記

昨年度と同様に厳しい状況での大会となりました。

今回の大会テーマは不撓不屈

試練を乗り越え、九転十起・・開祖がよく言われた言葉で「七転八起」それ以上に、「九回転んでも十回立ち上がればいい!!」と話されました。

まさに、全国の高校拳士たちは、転んでも、心折られても、立ち上がっています。

まさにその不当不屈の姿勢が、具現化された大会でありました。

最後の実行委員長謝辞でも話をさせていただきましたが、いろいろな関係する人たちの熱意と情熱が集結してこの大会が成し遂げられました。

まだ、コロナ対策委員長としては、対応しなければならない課題がありますが、大会自体としては、大成功であったと考えます。

 

この大会で、再認識したことは、高校生拳士たちの心の強さです。この2年間のコロナ禍での試練の中で、少林寺拳法を通して、より大きく成長しています。私たち大人や指導者が想像するよりも、その想像を超えて、自分が与えられた状況を冷静に受け止めて、その中で、自分が精一杯やれることに正面から向き合い日々を積み重ねています。

これからもコロナ禍の試練は続いていくと思います。

しかし、われわれ拳士はコロナに負けません!!

これからも不撓不屈、われわれは、前に進んでいきます。

 

そんな高校拳士たちの活躍を全力で応援していきたいと思います。

 

この大会に関わった全ての方々に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。