ことごとく大会が中止になった大学生も・・
全日本学生大会に向けて!!・・今までの思いをぶつける!!
編集者より
東京都の高校生の大会、新人大会が11月7日(日)開催されますが、同日、全国の大学生の頂点を決める全日本学生大会が日本武道館において実施されることが決まりました。
大学生は大きな目標であった関東学生大会、全国大会(オールジャパン)が中止となり、ことごとく成果発表の場を奪われてきました。さまざまな感染対策や、エントリー制限、無観客など、制限が大きくかかりますが、ようやく大会が実現します。
今までの喪失感をぶつけるように大学生も積み上げています。
指導をしている日体大少林寺拳法部の稽古の様子をご紹介します!!
編集者は演武練習をしていく際の留意点と、審判から観た評価観点の確認を指導しました。
日体大では、つい最近まで校舎の完全退館が20時までとなっており、なかなか思うように練習時間が確保できませんでした。
しかし、ワクチン接種率の増加や、感染者数の減少の状況を鑑みて少しずつではありますが、制限が緩和されてきています。
20時退館が21時までとなり、現在は23時までとなっており、今まで思うようにできなかった学生たちは今までの思いをぶつけるように、稽古に励みます!!
卒業して34年、通い続けている日体大も大きく様変わりしました・・
編集後記
少しずつではありますが、今までの日常への希望の灯が見えてきました。
まだまだ予断を許さない状況ではありますが、目標が見えていることは大きな励みになります。
高校生も大学生も、今、自分に与えられている現状を真っ直ぐに受け止めて、今やれることを誠実に積み上げています。
そんな若者たちの一所懸命な姿を見ていると、大人として、指導者として、教員として、何をすべきかが明確になってきます。
彼らの安心・安全を確保しながら、青春のエネルギーを全力でぶつけられる土俵を作ってあげることが使命であると感じることができます。
次回は、東京都新人大会、全日本学生大会の様子をお伝えします!!