福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

2023 少林寺拳法世界大会 IN Tokyo、Japan 〜世界の拳士が日本武道館に集結!!〜

世界41ヵ国に広がった少林寺拳法!!

世界大会で日頃の稽古の成果を出し切ります!!

日体大 一般団体 世界1位!!(動画あります)

清瀬高校 男子単独世界2位!! 女子初段世界3位!!(動画あります)最後までご覧ください。

2023年 10月7日(土) 日本国内選考会(5ラウンド)

10月8日(日) 日本国内選考会(2ラウンド) 世界大会本選(2ラウンド)

於 日本武道館

 

 

編集者より

6年ぶりの世界大会。コロナ前は4年に一度開催されていましたが、コロナ禍で全ての活動が止まり、世界大会も延長されておりました。前回の世界大会はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオに於いて開催されました。

6年ぶりに世界の拳士が一堂に会し、お互いの親睦も深め合うことができました。

私自身は、2001年と2013年の世界大会は、選手として、そして2017年では引率として、そしてこの2023年は引率と審判(副審判長)としての参加となりました。

前回の世界大会では清瀬高校の部員が、女子級拳士で5位入賞を果たし、今回の大会には8名が国内選考会に進んでくれました。大いに盛り上がり、指導している拳士が大活躍くれたこの大会をご紹介します!!

 

私は本部審判委員会の一員であるため、前日の世界連合の審判打ち合わせから入ります。

私は国際審判員として世界連合の外国の審判員と審判基準の最終確認を行いました。



 

10月7日(土)国内一次選考会



日体大の学生と

約700名の世界各国の選手が一堂に会します。

審判会議

一次選考会が始ります!!

 

 

指導している日体大も順当に勝ち抜きました!!

ネットでの中継も行われました!!

 

一次予選終了後、海外の各国による演武披露が始まりました!

 

10月8日(日)国内最終予選・世界大会本選

 

 

国内選考が終わり、世界大会進出者が決定し、午後の本選が始ります!!

参加国の国旗も入場し、緊張感が高まります!!

清瀬高校の3名も激戦の一次予選、最終予選を勝ち抜き、世界大会進出を決めました!!

日体大のOB・OGも多く集まり、同窓会ができました!!

清瀬のOGたちもスタッフとして大会を支えます!!

高校拳法部出身の拳士も多く参加しています!

すべての競技が終わり、閉会式までの間に、各国の「運用法」披露が始まりました!!

東京の錫杖研究会による錫杖披露

閉会式・成績発表・表彰式

 

 

 

一般四段以上の部 一位 日体大OBの大西・合田とともに!!

私自身は2013年の世界大会で同じ四段以上の部で一位を獲りました。この大会で後輩が獲ってくれてホントに嬉しいです!!

グランドフィナーレ

神輿が繰り出し、日本武道館がおおいに盛り上がりました!!

清瀬高校 がんばりました!!

激戦の国内予選一次選考、最終選考を勝ち抜き、男子級拳士単独で世界2位、そして女子初段の部で世界3位に輝きました!!!

 

まずは日体大少林寺拳法部 団体1位!!動画でどうぞ!!

youtu.be

続いて清瀬高校 澤野なつき 男子級拳士単独演武 2位!

youtu.be

そして、清瀬高校少林寺拳法部 女子初段の部 3位!! 與語優那、芝野美羽 組

youtu.be

 

編集後記

6年ぶりの世界大会、圧巻でした。

約700名の世界各国の拳士が一堂に会し、世界大会が開催されました。

世界連合(WSKO)の国によっては、出国するだけでも大きく制限を受けたり、多額の渡航費がかかるところもあります。

さまざまな制限や条件を乗り越えて世界の拳士は集合しました。

それは少林寺拳法に心から魅了され、人生を懸けるに値するものだから、拳士は集まりました。そんな思いが溢れる大会であったと感じました。

私は本部審判委員会(審判を統括する)、国際審判員として参加しました。審査する中で海外の拳士の真摯な姿勢、意欲的な態度に感動しました。

 

そして、指導している清瀬高校の部員が本当によくがんばりました。

今回の大会に進むために激戦の東京都大会を勝ち抜き、8名がこの世界大会に臨みました。みんな全力を尽くすことができたと思います。この大会に参加するだけでも快挙と呼べると思いますが、まさに大快挙です!!

一次選考、最終選考を勝ち抜き、3名の部員が世界大会に出場を決めました。

そして、男子級拳士単独 で世界2位!! 女子初段の部で 世界3位!!

本当にがんばりました!!

 

特に3年の與語と芝野は、5月に行われたインターハイ予選で3位で全国の切符を逃し、個人での出場の夢は途絶え(団体でインターハイ出場を果たしています)、悔し涙を流しました。

この部活で完全燃焼するため!とオールジャパンの予選である東京都大会に臨み、高校生女子で優勝し、この大会への切符を手にしました。あの悔しさをバネに本当によくがんばりました。おめでとう!!

 

次回は、この世界大会の後に連盟本部で開催された国際講習会の様子をご紹介します!!

世界の拳士の熱い、熱い、姿をご紹介します!!