福家Blog~高校生・大学生拳士のために~

つぎの世代の拳士のために全力を尽くしたい

2023 東京都高体連専門部 合同稽古!! 稽古納め!!

チーム東京!!2023の一年を締めくくる!

合同稽古!溌溂とした気合が東京武道館大道場に響き渡りました!!

令和5年12月27日(水) 東京武道館 大道場  10時~16時 

 

編集者より

ことしの5月に新型コロナ感染症も5類に引き下げられ、社会生活も、学校生活も、そして部活動も長く続いた制限が解除されました。平時の時に実施されていた東京都高体連専門部の合同稽古も夏と、冬、2回制限なく実施されました。

コロナの影響は大きく、各加盟校では部員減少の波は止まらず、11月に開催された新人大会もコロナ前と比較すると参加生徒が100名の減少で実施されました。

しかし、人数は少なくなっても少林寺拳法に青春を掛ける、高校拳士たちの情熱は色あせてはいません。制限下では、マスク着用、掛け声も出さず、もちらん気合の制限、練習相手の制限などがありましたが、ことしはすべての制限から外され、武道の聖地、東京武道館の大道場に溌溂とした拳士たちの気合が響き渡りました!!

「チーム東京」の合同稽古を紹介します!!

 

今回も主任講師の大役を仰せつかりました福家が、全体指導をさせていただきました。

まず、午前中は、全国の拳士たちに定着したダイナミック・フレキシビリティ(動的柔軟性)で身体をほぐし、気持ちを高めていきます。

続いて「動き」から「形」へ。

運用法的な動きから基本法形への確認へ移行していきます。

午前中の最後は、午後に行われる「演武組成」(違う学校の人と組み、4構成の演武を作って発表します)の白・緑帯の部の技を説明します。

ちなみに、白・緑帯の部の規定技は、突天一、下受順蹴、小手抜、外押受突です。

午後の最初は、茶帯・黒帯の演武組成の使用技の解説です。
規定技は 蹴天三・燕返・逆転身蹴・小手投です。

 

 

全体指導のあとは、技修練(黒帯)・技修練(茶帯)・技修練(白・緑帯)と演武組成の希望に分かれて志向別の修練になります。

演武組成は 白・緑帯の部と 茶帯・黒帯の部に分けて、違う学校同士組んで、4構成の演武を作りあげていきます。

これは、「チーム東京」ならではだと思います。同じチーム同士で学校の枠を越えて、教えあいます。

白・緑帯を砂川の前田先生、茶帯・黒帯を福家が担当しました。

午後の実技の最後は、演武組成班の代表の組が全体で発表します!!

演武の評価・観点、演武組成について、本部審判委員会でもある福家が講評させていただきました。

 

 

これも少林寺拳法ならではだと思います。

法話です。少林寺拳法の「教え」を日常生活でどう生かしていくか!全国専門部副部長、東京都専門部相談役の大矢先生より法話です。

みんな真剣に聞いています。

 

弁論の部で全国選抜出場を決めた早稲田実業の選手の紹介!!

 

これも毎年の恒例となっています。

稽古納めの「108本突」。煩悩を吹き飛ばします!!

各校の代表が前に立ち、号令を掛けて108本の振子突を行います。

最後に指導をした先生方と対面礼をしてすべての稽古が終了です!!

 

清瀬高校 稽古納め 12月28日(木)

例年より一日早く清瀬高校も稽古を納めました。

稽古のあと、大掃除をして、顧問特製の「豚汁」で納めます。

編集後記

激動の一年でした。

長い4年間の制限が明けて、日常をとりもどす1年間でした。

5月に明けたからといって、すぐにすべてが戻るわけではありません。大人が考えるより、こども達が受けた影響は大きく、一人ひとり、それぞれがいろいろな思いを抱えながら、もがきながら頑張ってきた一年でもあります。

現場で必死に少林寺拳法を修練している拳士たちを見ていると、しっかりとその道筋を示していくことが、少林寺拳法の指導者の役割であることを感じます。

「チーム東京」切磋琢磨しながら、これからも東京全体で向上していければ!と、身体の節々がいつも痛い(笑)私ですが、頑張ろう!と思います。

 

少林寺拳法を頑張っている拳士、指導者、すべての皆様、ことしもたいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。

 

2023  第26回 関東高等学校少林寺拳法選抜大会!! 

 

 

令和5年12月17日(日)9時00分~16時40分

大会会場     神奈川県寒川町 シンコースポーツ寒川アリーナ

編集者より

コロナ前の学校生活に戻り、部活動も平時の日常を取り戻しつつあります。

大人が考えるより、高校生にコロナ禍が与えた影響は大きく、メンタルの部分で自己肯定感をなかなか持てない生徒が多いように感じます。

そんな中で、自分の変われる可能性を信じ、少林寺拳法の世界に飛び込んできた生徒たちは傷つきながらも前に進もうと、一生懸命、部活に青春をかけています。

今回の大会は昨年よりもレベルが確実に高くなっている感じがします。とくに関東ブロックは全国の強豪校が集まっており、高いレベルを求めるもの同士が集結し、「切磋琢磨」している大会をご紹介します。

コロナ禍の大会ではできなかった都県代表の入場行進!!

 

優勝杯返還

昨年度 総合優勝校

男子 川越東

女子 清瀬

選手宣誓

いよいよ競技開始です。

今回はすべての種目で 一発決勝です。

緊張感が伝わってきます。

閉会式 表彰式

日体大のOB・OGが顧問として、審判として、大会役員として集合しました。毎回、ミニ同窓会ができるのは、多くの大学がありますが、日体大だけではないでしょうか!?

ちなみに私の左側に(向かって)いるのが、選手時代のパートナー!慶應義塾の顧問で、現在、関東委員長の麻田育弘です!

 

清瀬高校 頑張りました!!

女子 規定単独、自由単独 の2部門で優勝!!

しかし、悔しさの残る大会でもありました・・連続して獲得していた女子総合優勝は和光国際高校へ。昨年度 優勝を飾った 女子団体も5位入賞に留まりました・・。

だけど全力を出し切りました!!

関東に出場した選手全員が全国の切符を手に入れることができました。このチャンスを生かし、悔しさをバネに全国大会に臨みます。

女子規定単独演武で優勝した 1年 田中の演武を動画でどうぞ ☟

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編集後記

選手の気合が会場に響き、入場行進、開閉会式もフルで実施されました。

大会としては当たり前のことかもしれませんが、競技をフルで制限なくできることがとても嬉しいです。

昨年に比べ、どの種目もレベルが上がりました。特に、武的習熟度で言うところの「気迫・気合・冴え」の部分は格段に上がりました。これは、通常の稽古も、しっかりと気合を入れて実施している現れであると思います。各校で減少傾向にある部員数を復活させ、より発展させていくことができれば!と感じました。

指導している清瀬高校は、大会成績では多くの「悔しさ」を残す大会となりました。懸命に稽古を積み上げて、「てっぺん」を目指してきましたが、特に2年生にとって課題を残す結果となりました。しかし、大会が終わってすぐに全国を目指し、上を向いて、高い頂を目指し、稽古を始めました。「挑戦者」として戦いに挑む雰囲気が各自に出てきました。顧問としては、非常に楽しみです。どれだけ彼らが伸びていくのか?私も指導者として全力でサポートしていきたいと思います。

次は、年末の合同稽古の様子をご紹介できればと思います。

お楽しみに!!
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2023 全国高体連少林寺拳法専門部 地区別講習会!! 熱く!熱く!

全国の高校拳士と指導者とともに!

少林寺拳法を正しく「繋ぐ」!!

編集者より

コロナが明けて、社会も経済も、そして学校生活・部活動も平時に戻ってきました。コロナ前は、隔年で実施されていた地区別講習会も復活しました。これは、少林寺拳法の正しい教えと技法を高校拳士とその指導者に伝達をする目的で始められました。特に、日頃の修練が、「演武」のみに特化したり、その演武自体の組成が、「武的要素」が欠如したものにならないように、日々の修練の仕方も確認していきます。

全国を9ブロックに分けて実施され、12月6日現在、7ブロックが終了しましたので、福家が参加した中国地区と、四国地区の講習会を中心に紹介します!!

 

それぞれの講習会は競技力向上委員会、普及統制委員会、審査審判委員会から、同じメニューで実施されます。

 

午前中は、競技力向上委員会から、ダイナミック・フレキシビリティーを活用した、高校連盟発案のウォーミングアップから始まり、基本諸法、運用法です。(私は委員長なので、どの委員会にも所属していませんが、競技力委員長だったこともあり、このコマは担当させていただきます)



昼休みを挟み、普及統制委員会から、競技規則の確認から始まり、メディアトレーニング、そして、中国地区、四国実施されたのは、東ティモールでJACA隊員として派遣され、少林寺拳法を普及している古野さんとズームで繋ぎ、現地の様子や、質疑応答を実施しました。

高校生拳士にとっては、とても刺激になったようです!!

最後のコマは、審査審判委員会から、主に、規定演武のルール、規則の理解、インターハイの予選競技Ⅱの解説を行います。

四国地区では連盟本部を使わせていただきました。

 

北海道地区ブロック

九州地区ブロック

東海地区ブロック

編集後記

コロナ禍の影響で、少林寺拳法だけでなく、部活動自体が縮小されました。加盟校の部員は、ほとんどの学校で減少しております。しかし、そんな状況下にあっても、目をキラキラさせて汗を流している高校拳士がいて、その拳士たちに応えようとする熱い、熱い、先生、指導者がいます。その存在を確認できて、これからも少林寺拳法は発展していく確信を持てました。

我々、専門部の常任委員会は、その熱い拳士と、指導者を「繋ぎ」そして正しく少林寺拳法を伝承していく使命があります。

毎週のように全国に遠征し、家族にも負担を掛けますが、これからも少林寺拳法の普及発展のために尽力していこうと!実行委員会で夜の打ち合わせ(部屋呑み)では、熱く、熱く語り合っております(笑)

あと、2ブロック、東海地区と関東地区もしっかりと実施したいと思っております!!

 

次は、関東選抜大会の様子をご紹介したいと思います!!

お楽しみに!!

2023 東京都高等学校少林寺拳法新人大会!!

制限なく、保護者、OB・OGが見守る中、盛大に実施されました!!

高校一年生のデビュー戦!!

令和5年11月3日(金・祝) 10時〜 於 砂川高校 体育館

編集者より

高校生活も平時の状況に戻り、部活動も制限なく実施されています。

コロナ禍を中学生として過ごしてきた現在の高校一年生。

学校行事や、部活動をほぼ経験しない状況で高校生になりました。その影響は大人が思っているより大きいものがあります。現場で見ていると痛切に感じます。しかし、その悔しさを晴らすように一生懸命取り組んでいます。

そんな、一年生のデビュー戦となる新人大会。

観客の制限もなく、多くの保護者の方々、OB・OGが会場に駆けつけてくれました。みんなの見守る中開催されました。

 

 

前日が設営できなかったため、早朝より補助生徒、役員が集まり、設営作業です。

太鼓の叩き方の確認も大会直前です・・

練習した太鼓で大会が開会します!!

開会式

 

優勝杯返還

前年度 総合優勝校

男子 城北学園

女子 清瀬高校

選手宣誓

今回は弁論の部の応募が5名もあったため、弁論の部が、開会式の後に行われました。

 

いよいよ演武競技がスタートです!

昼を挟み、決勝ラウンドが続きます。

福家は審判統括として、協議事項を確認していきます。

参加校は少なくなりましたが、迫力のある団体演武が始まりました!!

全ての競技が終わり、技術講習会が行われます。

講師は、少林寺拳法世界連合(WSKO)指導員の福家と、東京都高体連強化普及副部長 前田先生、そして、サポートとして清瀬高校 OG 中田が担当しました。

閉会式 成績発表・表彰式

総合優勝

男子 早稲田実業学校

女子 清瀬高校

大会成績の詳細は👇

tokyo-shorinjikempo.org

 

清瀬高校がんばりました!!

5部門で優勝!!そして女子総合優勝!!

前日まで修学旅行で最後の練習ができない中で、ほんと、がんばりました!!おめでとう!!

多くの保護者の方々が駆けつけてくれました!!ありがとうございました!!

優勝した女子団体演武の動画をご覧ください👇

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全てを終えて、ミーティング。いつの間にか撮られてました(笑)

編集後記

みんな頑張りました。

全ての制限が解かれ、思い切り、そしてみんなが観ている中での大会。コロナ前では当たり前のことでも、今はありがたく思えます。

コロナの影響もあり、部活動全体が縮小傾向にあります。少林寺拳法はもともと加盟数が少ない競技であったので、その減少傾向は深刻です。10年前は250名を超える参加者で、団体以外は全て予選が実施され、コートも4コート、3コート展開で行われていました。

ことしは、2コートの設営で、男子自由単独以外は、すべて一発決勝での実施でありました。10年前では想像できない縮小傾向です。

私は、40年以上少林寺拳法を続けています。

いまだに、「飽きません」。技術はもちろんですが、その教えの部分は、この年齢になった私でも拠り所となっています。

最高の武道だと確信しています。

この少林寺拳法の魅力があれば、このような時代だからこそ、魅了される人は多くいると思っています。あとはこれを若い人たちにどのように普及していくかが、私たち少林寺拳法の指導者の責務だと考えています。

これからもどんどん発信していきます!!

 

さて、清瀬高校がんばりました!!

2年生は前日まで修学旅行に行っていました。特に女子団体は、最後の調整の一番大事な仕上げの時期がすっぽりと抜けた形で大会に臨みました。当日、自分の競技の合間に、最終合わせをして、一発決勝に臨みました。課題はまだまだありますが、厳しい状況の中で、全力を出し切り優勝🏆。

そして5部門での優勝🏆

女子総合優勝🏆本当に頑張りました!!

 

次回は関東選抜の様子を紹介します!!お楽しみに!!

 

 

世界の拳士とともに!!〜国際講習会〜 473名の世界の拳士が本部に集結!!

連綿本部に世界連合(WSKO)拳士が大集結!!

熱く、熱く、国際講習会が行われました!!

海外の拳士の少林寺拳法にかける情熱を紹介します!!

日時 2023年 10月10日(火)〜13日(金) 於 少林寺拳法連盟本部

(10日(火)特別昇格考試)

 

続々と世界の拳士が本部に帰山してきます。

 

世界39ヵ国より世界の拳士が参集しました。

 

昼休みは各々、本部の雰囲気を堪能します!

私も世界連合指導員としてたどたどしい英語と、主にボディーランゲージ(笑)で熱く伝えます!!

講義では、まず英語で翻訳され、そして各国の通訳が母国語へ翻訳します。

 

初日のは、指導員と、各国の理事長との懇親会が行われました。

 

 

 

 

 

管内はまさにグローバル。各国の言葉が飛び交います。

この4日間はあまり日本語に触れることはありませんでした(笑)

心なしか、廊下に飾ってある開祖の写真がいつもより和かに見えました!!

開祖も天国で、世界の拳士たちの情熱を感じられていると思います!!

二日目の夜の懇親会は境内で行われました。

各国の紹介は、圧巻でした!!!!

 

写真では伝わらないぐらい、盛り上がっていました!!・・圧倒されました(^_^;)

 

最後の締めは・・この人しかいません!!志村 力 職員の熱唱で懇親会の幕を閉じました・・

あっという間の4日間でした!!

編集後記

世界大会の記事でも書きましたが、海外の拳士の情熱に圧倒されました。

私は世界連合(WSKO)の指導員に任命されておりますので、国際講習会の講師として参加しました。

30カ国を超える国からの参加でしたので、言語もさまざまです。私は、英語がほとんど喋ることができませんので、当初、意思疎通がほとんどできませんでした。しかし、最終日になるとお互いに分かり合え、何人もの方々とハグし合い、スペインの男性拳士の方からは頬にキスしてもらう(笑)ほどに打ち解けることができました。それは、私が喋ることができるようになったわけでもなく、海外の方が、日本語を理解できるようになったからでもありません。

本当にたどたどしくても、最低限の単語とボディーランゲージと何より、それを伝えようとする思いがあれば分かり合えることがわかりました。

それは、参加された拳士たちのすべてが、わざわざ本部まで来たのだから、絶対に理解していこう!身につけてやろう!コツを知ろう!とする熱意があるからこそ、理解してもらえたのです。

日本国内での講習も何度も指導させていただいていますが、海外拳士の特徴として思ったのは、その貪欲さです。こちらが止めるまでは、絶対に練習を止めない、休憩時間を指定していても、すぐに集まって、練習を始める。少林寺拳法をまさに楽しんでいました。

そして、夜の懇親会でのパワー!!もう・・圧倒されっぱなしでした。

この講習会に参加させてもらって、ほんと、よかった。

体力的には、日本での講習会の倍は疲れましたし、イタリアの拳士との乱取り練習で、身体の節々が痛い状況ですが、心の充電、言い換えれば、少林寺拳法への情熱の充填は完了した感じです(笑)

 

この経験を今後の指導に生かしていきたいと思います。

次は、東京都の新人大会の様子をご紹介します!!お楽しみに!!

2023 少林寺拳法世界大会 IN Tokyo、Japan 〜世界の拳士が日本武道館に集結!!〜

世界41ヵ国に広がった少林寺拳法!!

世界大会で日頃の稽古の成果を出し切ります!!

日体大 一般団体 世界1位!!(動画あります)

清瀬高校 男子単独世界2位!! 女子初段世界3位!!(動画あります)最後までご覧ください。

2023年 10月7日(土) 日本国内選考会(5ラウンド)

10月8日(日) 日本国内選考会(2ラウンド) 世界大会本選(2ラウンド)

於 日本武道館

 

 

編集者より

6年ぶりの世界大会。コロナ前は4年に一度開催されていましたが、コロナ禍で全ての活動が止まり、世界大会も延長されておりました。前回の世界大会はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオに於いて開催されました。

6年ぶりに世界の拳士が一堂に会し、お互いの親睦も深め合うことができました。

私自身は、2001年と2013年の世界大会は、選手として、そして2017年では引率として、そしてこの2023年は引率と審判(副審判長)としての参加となりました。

前回の世界大会では清瀬高校の部員が、女子級拳士で5位入賞を果たし、今回の大会には8名が国内選考会に進んでくれました。大いに盛り上がり、指導している拳士が大活躍くれたこの大会をご紹介します!!

 

私は本部審判委員会の一員であるため、前日の世界連合の審判打ち合わせから入ります。

私は国際審判員として世界連合の外国の審判員と審判基準の最終確認を行いました。



 

10月7日(土)国内一次選考会



日体大の学生と

約700名の世界各国の選手が一堂に会します。

審判会議

一次選考会が始ります!!

 

 

指導している日体大も順当に勝ち抜きました!!

ネットでの中継も行われました!!

 

一次予選終了後、海外の各国による演武披露が始まりました!

 

10月8日(日)国内最終予選・世界大会本選

 

 

国内選考が終わり、世界大会進出者が決定し、午後の本選が始ります!!

参加国の国旗も入場し、緊張感が高まります!!

清瀬高校の3名も激戦の一次予選、最終予選を勝ち抜き、世界大会進出を決めました!!

日体大のOB・OGも多く集まり、同窓会ができました!!

清瀬のOGたちもスタッフとして大会を支えます!!

高校拳法部出身の拳士も多く参加しています!

すべての競技が終わり、閉会式までの間に、各国の「運用法」披露が始まりました!!

東京の錫杖研究会による錫杖披露

閉会式・成績発表・表彰式

 

 

 

一般四段以上の部 一位 日体大OBの大西・合田とともに!!

私自身は2013年の世界大会で同じ四段以上の部で一位を獲りました。この大会で後輩が獲ってくれてホントに嬉しいです!!

グランドフィナーレ

神輿が繰り出し、日本武道館がおおいに盛り上がりました!!

清瀬高校 がんばりました!!

激戦の国内予選一次選考、最終選考を勝ち抜き、男子級拳士単独で世界2位、そして女子初段の部で世界3位に輝きました!!!

 

まずは日体大少林寺拳法部 団体1位!!動画でどうぞ!!

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続いて清瀬高校 澤野なつき 男子級拳士単独演武 2位!

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そして、清瀬高校少林寺拳法部 女子初段の部 3位!! 與語優那、芝野美羽 組

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編集後記

6年ぶりの世界大会、圧巻でした。

約700名の世界各国の拳士が一堂に会し、世界大会が開催されました。

世界連合(WSKO)の国によっては、出国するだけでも大きく制限を受けたり、多額の渡航費がかかるところもあります。

さまざまな制限や条件を乗り越えて世界の拳士は集合しました。

それは少林寺拳法に心から魅了され、人生を懸けるに値するものだから、拳士は集まりました。そんな思いが溢れる大会であったと感じました。

私は本部審判委員会(審判を統括する)、国際審判員として参加しました。審査する中で海外の拳士の真摯な姿勢、意欲的な態度に感動しました。

 

そして、指導している清瀬高校の部員が本当によくがんばりました。

今回の大会に進むために激戦の東京都大会を勝ち抜き、8名がこの世界大会に臨みました。みんな全力を尽くすことができたと思います。この大会に参加するだけでも快挙と呼べると思いますが、まさに大快挙です!!

一次選考、最終選考を勝ち抜き、3名の部員が世界大会に出場を決めました。

そして、男子級拳士単独 で世界2位!! 女子初段の部で 世界3位!!

本当にがんばりました!!

 

特に3年の與語と芝野は、5月に行われたインターハイ予選で3位で全国の切符を逃し、個人での出場の夢は途絶え(団体でインターハイ出場を果たしています)、悔し涙を流しました。

この部活で完全燃焼するため!とオールジャパンの予選である東京都大会に臨み、高校生女子で優勝し、この大会への切符を手にしました。あの悔しさをバネに本当によくがんばりました。おめでとう!!

 

次回は、この世界大会の後に連盟本部で開催された国際講習会の様子をご紹介します!!

世界の拳士の熱い、熱い、姿をご紹介します!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023 東京都高体連 演武講習会!! 新人大会に向けて・・

 演武講習会 新人大会に向けて!!

規定技の確認、演武組成を「チーム東京」で行いました!!

懐かしいテレビ映像や、日体大の学生による模範演武の動画もあります!!最後までご覧ください!!

令和5年 9月24日(日)於 東京都市大学付属高校 アルママタ・ホール

9時〜12時30分

編集者より

東京都は日頃より「チーム東京」を掲げ、加盟校全体で競技力の向上、そして加盟校同士の連帯を図っています。。

この演武講習会は他の道府県では実施されていない(多分)東京都独自のものだと思います。

これは新人大会(インターハイとは異なり、見習いから4級拳士までを対象とした「規定の部」が実施されます。)に向けて規定技の確認や、演武を組成するにあたってのポイントを解説、練習する講習会です。

これは、私が東京都の委員長時代(8年ほど前)にいつも実施している合同稽古の中で、指導している日体大の学生に来てもらい、模範演武を見せてもらったところから始まりました。

合同稽古の中での実施なので、参加している生徒も少なかったので、隣で活動していたダンス部の生徒も見学してもらい(笑)実施したのを覚えています。

 

記事の途中ですが・・

その当時の清瀬高校少林寺拳法部がケーブルテレビで取材されました!!

懐かしい映像をどうぞ👇

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その後、私の次の委員長の都市大附属の堀井先生が、東京都高体連の公式事業に引き上げていただき現在に至ります。コロナ前は、200名弱の拳士が参集し実施していましたが、今回は加盟校の多くの文化祭の日程と重なり、89名の参加となりました。

今回も日体大の学生に来てもらい、模範演武を見せてもらいました!!

 

東京都委員長の帝京高校 工藤先生から引率の先生方への主旨説明。

学生も緊張の面持ち・・

会場をいつも提供していただいている都市大付属の堀井先生からの挨拶。

いよいよ始まります。

日体大の補助学生の紹介!!

発起人の福家から今回の講習会の趣旨を生徒に説明します。

まずは、ダイナミックフレキシビリティーでのウォーミングアップから。


続いて、基本稽古

 

 

続いて規定技、そして演武でよく使用される技の解説です

 

 

違う所属で稽古を行います。生徒も「チーム東京」の意識もあり、違和感なく他の学校の生徒と教え合います。

 

最後に日体大の学生による模範演武!

みんなスマホを片手に食い入るように見ています!!

その演武を動画でもどうぞ⬇️

まずは、日体大 2年 八本、高野組の護身技法の演武!!です。

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続いて4年 髙橋、3年 前田による男子自由組演武!!どうぞ👇

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あっという間の3時間でした。

 

 

編集後記

コロナ禍を乗り越え(最近、再び第9波と言われる感染拡大があります・・)高校生活、部活動、各行事が戻ってきました。

その試練を乗り越えただけに、当たり前の日常がとてもありがたく感じます。

このコロナの4年間の影響は、子どもたちに大きな影響を残しています。それは大人、教員が想像する以上の影響であったことが、色々な局面で感じることができます。

今、青春時代にいることもたちの周りにいる大人、教員がしっかりと進むべき道のりを示していくことが、コロナ前よりも大切であると、私自身は感じています。

 

今回の演武講習会、高校生たちは、キラキラした目で積極的に参加してくれました。

補助学生として参加してくれた学生たちも充実した達成感を感じているようでした。

私も3時間、さすがに疲れましたが、心地よい疲労感で終了することができました。

 

次は10月7、8日に開催される世界大会の様子をご紹介します!!

お楽しみに!!